ハードオフツアーで入手した液晶テレビを分解します。
今までにディスプレイはいくつか分解しましたが、テレビは初めてです。ディスプレイからは導光板として10mmくらいの分厚いアクリル板を何枚もゲットしましたのでテレビからはどんなアクリル板が手に入るかと前から考えていたのです。26インチですからとんでもない大きさの板が手に入るはずです。
はい。そう考えていた時期が僕にもありました。甘かったです。
入手したのはパナソニックの液晶テレビ、TH-26LX80-H 。
分解自体はまことに簡単。後ろ側からねじを外していくだけです。
筐体をあけたとこ。
電源基板。
メイン基板。
Bカス基板。
簡単なもんです。
電源基板外します。トランジスタくらい回収しますかね。
メイン基板。とるもんは何もありません。
ノイズ対策でしょうか、結構大きな板金板が折り重なるように入っております。
一枚ずつ外していきます。中型のねじがたくさん手に入ってうれしいです。
液晶パネルに到達。
液晶コントローラー。
冷陰極管点灯用のインバータ。さすがにでかいものがついています。
どちらも外して、
本命のパネルに取り掛かります。さて、どんなにでかいアクリル板が手に入りますか。
フロント枠を外して…(焦らし
スピーカーを外して…..(さらに焦らし
パネル様。パネル割れということで100円だったのですが、表からは良くわかりません。
台座から外します。
台座も何かに使えそうですね。角度は変わらないので工夫が必要ですが。
いよいよパネルの分解です。
枠を外します。この辺の手順は液晶モニタのパネルと同じ。
液晶パネルを外します。確かに裏側が割れておりました。
偏光フィルムが見えます。
これを外せば巨大なアクリル導光板とご対面です。
え、
アクリル板がないです。その代わりに冷陰極管が並んでおります。
あらら、液晶テレビってこんな構造だったんですね。まったく知りませんでした。
だからインバータがあんなにでかかったんですね。納得。
フィルムの構成はPC用液晶ディスプレイと同じです。
ということでやられました。勉強不足でした。
ということで、
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|も|
|う|
│買│
│わ│
│ね│
│え|
│よ|
ヴァカ! ゴルァ! |!|
└─┤ プンプン!
ヽ(`Д´)ノ ヽ(`Д´)ノ (`Д´)ノ ( `Д)
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コメント
みらたさん、こんばんば。
レーザーカッターのことでもありがとうございました。彫刻メインですが活用しているのと、Shapeokoも導入しました。
別件なのですが、この投稿をみてしつもんがあります。
私はやんちゃな子どもの世話をしているのですが、液晶割れのテレビをハードオフツアーでパネル交換をすることは技術的に可能でしょうか?ご教授いただきたいです
想さん
もちろん技術的には可能です。
しかし、液晶テレビは液晶割れがジャンクになる原因のほとんどと思いますので、交換できるモノを見つけるのが難しいと思われます。
運良く同じ型番で液晶以外が原因のジャンクというものがあれば交換は可能と思います。フレキシブルケーブルを何本(何枚)も付け替えることになりますので慎重な作業が要求されますが。
液晶パネルのベンダーなんて世界にいくつもありませんからどれでもつながりそうなものですが、実際は基板の配置でフレキの形が変わりますし、液晶コントローラーが違えば動かないと考えたほうが良いです。
それからそれから、Shapeokoですか。
想さんに教えていただくまで私はShapeokoのことをまったく知りませんでした。なにやらものすごく面白そうなにおいがします。
私自身も一年ほど前にCNCを自作したのですが、まったくの修作といったもので実際の加工に使えるものではありませんでした。
レーザの件が一段落したら基板加工用にまた作ろうと思っていたのですが、Shapeokoの情報を見てほしくなってきました。メカ部分だけなら結構安いし。
しばらく勉強してブログにも取り上げさせていただきます。
ありがとうございました。
がんばりましたねwwwww