CNC3040をGRBLで動かす その4 動作確認

CNC加工機

 
いよいよ動作確認であります。

GRBL変換BOXを介してPCとCNC制御BOXを接続します。

PC側の制御ソフトはCandleを使ってみました。b-CNCでもいいのですが、PCに入っているPythonがb-CNCが動くといわれている2.7xではなくVer.3.xなので。

繋いで、

GRBLの設定で少々手順がありましたが、それはさておき、原点復帰を動画で。

ちゃんとした運用をするためには、平面出しとか調整があるのですが、ここはとりあえず動かしてみたいので、fusion360でみら太の「み」を描き、2D輪郭切削をやってみました。

削っているところを動画で。

無事終了。

いい感じであります。

やはりちゃんとしたCNCは良いですね。
今後勉強してきちんと調整を行い、いずれアルミにも手を出したいです。

このような素晴らしい設備を提供いただいた神に改めて感謝であります。

コメント

  1. 匿名 より:

    初めてコメントさせて頂きます。
    某SNSで何回かやりとりさせていただきました。Y.Yと申します。

    私もCNC3040をGRBLで運用ておりまして、嬉しくなり、コメントさせていただきました。

    早速ですが、この機種、低速時(ではあるが)最大加速度みたいなシチュエーションで脱調しませんか?

    回路図見るとモータードライバに入れるステップパルスを分岐させてRCで平滑したのち、シュミットトリガインバータでモータードライバのトルク制御のピンに入れているように見え、低速時はTQ1 TQ2ピンともHIGHになり、トルク設定が20%そして脱調に至ったのではないかと考えています。

    問題なければ全然OKなのですが、今後、あれ?脱調するぞ なんてことになった時は心の片隅にでも止めておいていただければ。。。

    CNC3040に限らず今後の記事も楽しみにしています。では。。。

    • みら太/mirata より:

      Y.Yさん、遅くなりましてすみません。
      お問い合わせの件、まだ経験がありません。というのも、現状は「うごくといいな~」の段階で、どこまでいけるかいじめてみるまで進んでおりません。
      とりあえずの設定では加速度もへったくれもなくいきなり指定スピードで動かしていますので、制御的には脱調しやすい状況だと思います。
      大きく脱調していないために気がついていないだけの可能性もあります(笑
      今後???となったときはアドバイスをもとに考えてみます。
      ありがとうございます。

  2. ike より:

    産業用のフライスでは、メーカーは研削したテーブルと主軸間でダイヤルゲージ等で平面出しの調整を行いますが、ユーザによっては自身でテーブルを切削して平面出しする人も居ます。参考まで

    • みら太/mirata より:

      ikeさん、ありがとうございます。
      以前どなたの情報か忘れましたが、CNCではないフライスを自作された方の記事を読みました際にテーブルの面出しを切削で行っていらっしゃったのを思い出しました。これ以上の面出しはありませんもんね。
      その方の自作はめっちゃレベルが高くて、XYステージも自作。それも鋼の塊にアリ溝入れるところからスタートでした。
      世の中すごい方がいらっしゃるものです。

  3. knob より:

    GRBLからCNC3020を制御するにあたり、バックラッシュの処理はどのようにされていますか?他の投稿を見る限り、送りがボールネジのようなのであまり気にされていないのが実情でしょうか?

    手持ちの旋盤を改造してGRBLでCNC化したのですが、バックラッシュが大きく、ソフトウェア的に処理する方法も見当たらず曲面の加工ができないでいます。なにかご存知であればアドバイスをいただけませんでしょうか。

    • みら太/mirata より:

      knobさん、ありがとうございます。
      今回のマシンではバックラッシュはまだ経験していません。
      その昔、MDFでCNCマシンを作ったとき
      http://mirata.blogspot.com/2012/11/blog-post_18.html
      この時は送りが寸切りねじと高ナットだったためバックラッシュが大きく出ました。この時は使っていた制御ソフトがMACH3だったため、同ソフトのアンチバックラッシュの設定で回避できていました。
      GRBLについては、まだそのレベルに達しておりませんで、必要性すらわからない状態です。

      ざっとgoogleで見てみますと、いくつかの議論がGitHubのコミュニティでなされていますが、bCNCやSenderなど各種GRBLコントローラでバックラッシュ補正を実装しているものはなく、リクエストが出ているほか、補正版の作成にチャレンジしている方もいらっしゃるようです。以下にいくつかリンクを挙げておきます。
      参考になりますとよいのですが。

      https://github.com/grbl/grbl/issues/1000
      https://www.youtube.com/playlist?list=PLE5zitZ-arpXyMiXBhZvJYoJkLfbfJNoE

  4. sbin より:

    後期型の3020.3040は大きなバックラッシュは発生しなくなってますね。基板の切削ができるレベルです。

    • みら太/mirata より:

      sbinさん、おっしゃる通りです。
      私のも後期型なのかな。全軸ちゃんとした(ように見える)ボールねじ送りです。
      基板切削はやってみたいことの一つなので、そのうち取り組んでみたいです。