パソコンの電源交換&分解

修理、改造

 
パソコンが起動しなくなりました。
たくさんあるので一台位動かなくともどうということもないのですが、作業台用のPCであり、またこのブログを書くためのメインPCになっていることもあり、電源を交換する事にしました。

ちなみに、起動をしない状態で非常に高い音(いわゆるモスキートトーン)がしていました、というかしていたそうです。私にはまったくわからなかったのですが、息子からうるさくて眠れんとのクレームがつきました。嫁さんも聞こえるらしい。   ……..年は取りたくないものです。

ということでさくっと交換したかったのですが、交換用の予備電源のケーブルを一部切り取っていたので、その部分を再度ハンダ付けで枝分けし直すという作業が入りました。

コレが問題のPC。

予備電源はいろいろあるのですが、どれもケーブル切ったりしてます。

ということで、接続しなおして、

取り付けて完成。問題なく起動しました。

で、壊れた電源を早速分解します。
スイッチング電源からはいろいろと良い部品が手に入るのです。

ばらして基板を取り出します。

まずはこの辺の半導体がおいしいところ。でかいのはダイオードです。

さくっとハンダ吸い取り器で部品を外していきます。

一次側の半導体。こっちはスイッチング用のトランジスタがおいしいです。

大体取っ払いました。他にもいろいろ乗ってはいますが、すでにジャンク部品箱は満杯に近いので、後の部品は無視。

故障の原因は良くある電解コンデンサのパンクでした。

ここが爆発現場。

ということで、刈り取り完了。

ケースからロッカースイッチ類を外します。
収穫はこんなところ。

主な部品は、

  • 7805: 三端子レギュレータ
  • 2SC3150: 800V 3A
  • 2SC4106: 400V 7A
  • 25N05: Nch MOSFET 50V 25A
  • LM339N: 4ch Voltage Compalator
  • KIA494: PWMコントローラー
  • ダイオードブリッジ
なかなかの収穫。

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