みら太のエアコンスイッチの自動ON/OFF その3

電子工作
みら太の電装回路図
もはやどこから手に入れたのかも忘れてしまった電装部の図面を倉庫から発見。
これでいろいろ捗ります。 アップロードしてくれてた方ありがとう。

ということで、これを眺めて、どこに手を入れるか決まりました。
これまでは車輪の回転パルスと燃料のインジェクションから燃費を計算して、んでもって燃費が一定以上になるとエアコンのスイッチを入れる、という考え方で行こうと思っていました。が、インジェクションは単なるパルスではなく、ON時間が変化する(ガソリンを吹いている時間が変化する)ので、燃費を計算するのは実は結構面倒なのです。
電装を眺めているうちに「イグニッションと車輪の回転パルスでシフトの位置が計算できるじゃないか」ということに気が付きました。
当初の計画は4速以上にシフトしたときにエアコンのスイッチを入れるという風なものでしたので、これで原点に戻れるわけです。
あとは、止まっているとき、発進時、クラッチ切って惰性で走っているとき、ブレーキ踏んで減速しているとき、あたりの処理を入れればよいということになりそうです。

これでほぼ構想は固まりました。PICは8ピンでよさそうですね。

  • 33番からフットブレーキを検出(踏んだときが H)
  • 30番から車輪の回転パルスを検出(これはすでに引き出している)
  • 46,67,68のどれかからイグニッションを検出

こんな信号をもらえばよさそう。
回転パルスとインジェクションは燃費計のためにすでに引き出してあるのですが、じつはイグニッションも引き出してあります。みら太にはタコメータを後付けしてあるのです。これも機会があれば紹介します。
あとは34番のエアコンスイッチを何で切るかですね。FET使うか、リレー使うか。リレーが転がっているような気がするのと「車の電装はリレー」というなんとなくな思い込みがありますので、リレーでいきますか。
ということで、回路設計に進みます。

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