ガス冷却ペルチェ方式霧箱 その9 スピンドルの回転数実測

 
今回も霧箱とは全く関係がありません(笑
みら太な日々的には珍しいことではないので気にせず行きます。短く。

その8で作った回転数計です。
いきなりですが、実測しているところを動画で。スピンドルのお尻のファンに白ビニルテープを貼りつけています。光の当て方で回転数を拾えてないときもありますが、まずまず動作しています。

回転数はフルスピードで9200rpmというところです。20000rpmくらいで回ってほしいと思ってましたがちょいと遅いです。
これは切削条件をかなり緩くしないといけないかもですね。

 と こ ろ で

先日のスケッチにバグというかアホな間違いがありました。
動作の考え方自体は間違ってなかったんですが、スケールが間違ってました。

 結論:millis()ではなくmicros()を使う

です。
ちょっと計算すればわかることですが、1msecというのは1/1000秒ですから、回転数を計算するときにはx60で60,000rpmです。
これはいいとして、問題は分解能です。2,3,4,5,6,7,8,9,10msecでの回転数はそれぞれ
30,000、20,000、15,000、12,000、10,000、8,571、7,500、6,666、6,000となり、回転数計としては全く使えません(笑

「なんかおんなじ値ばっかり出るなー」と思っていた時はまだ救いがあって、「おおお6,000ピッタリとか俺の調整すごくね?」とか思っていたのは恥ずかしい限りです。
気がつくまでにしばらくかかりました。

ちなみに、micros()の最高分解能は4usecとのこと。それでもmillisの250倍ですから大丈夫でしょう。
ということで、上の動画はmicros()でスケッチを書き直して測定しているものです。

スケッチの再掲はしません。恥ずかしいので(笑

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