【GWスペシャル】外壁&屋根塗装 その6 二階屋根下地剤塗装、本塗り

修理、改造

 

二階屋根の本塗りをしていきます。
使うのはワイドエポーレSi。名前の通りシリコン系の弱有機溶剤の塗料です。
ちなみに、今回使っている塗料全体。高級塗料ばかり。壮観であります。

色はチョコレート。まさにチョコレート色です。
真っ黒を指定したような気がしていますが、いざ塗ろうと思ってみてみるとチョコレートでした。まあ特にこだわりはありませんから気にしません。

この塗料だけは二液性、つまり硬化剤を使うタイプで、ポットライフがあります。
「4時間程度で塗装完了のこと」との説明がありましたが、実際に塗ってみるともっと早く硬化が進む印象です。もちろんシンナーで薄めながら塗ればかなり長時間行けるのですが、できれば塗った状態で硬化反応させたいですよねえ。

ということで、てきぱきと塗るための工夫を考えます。
硬化剤を混合したらできるだけ短時間に塗布を完了したいです。登ったり下りたりで時間を無駄にしたくありません。が、硬化剤を屋根の上持って行って混ぜたりもしたくありません。
しばし考えたのち、階下で小分けした塗料に硬化剤を混ぜてから屋根に持っていくことにしました。
硬化剤混合のためにバケツやら計量カップやら使います。

バケツに4Lの塗料を計りとって、その1/15量の硬化剤を入れます。ほんとは重量部で1/15とするべきなのだと思いますが、ちょうどいい秤がありません。ということで、体積ベースで行くことにします。硬化剤入れすぎになるかもしれませんが、さっさと作業するつもりですので大きな影響はないでしょう。

割り箸を使ってバケツの中の塗料と硬化剤をよく混合します。
粘度が高いのでなかなか混ざらない可能性があります。1分くらいかき混ぜます。
混ぜたらこの4Lの金属缶に漏斗つかって流し込みます。

これをリュックサックに突っ込んで二階の屋根まで上ります。
あとは塗るべし塗るべし。
左手にカップ、右手にローラーを持っていますのでめっちゃ怖いです。安全帯をつけていますので、地面まで落下することはありませんが、滑ったらケガするのは間違いありません。へっぴり腰で塗っていきます。特にこの縁のあたりの怖いこと。

頑張って塗り続けます。縁をとにかく早く終わらせたい(笑

縁を塗ったら内側へ登りながら塗り広げていきます。

だんだんと

塗った感が。

これまでの汚れやら錆が流れた後やらがきれいに隠されていきます。気持ちいい。

一面完了。

二面完了。

このあたりから少しずつ段取りを考えながら塗っていきます。
あんまり早く足元を塗ってしまうと作業性が悪くなるのであります。

少しずつ退却しながら、

かなり進んできました。

輝きがいいですねえ。ここまで4時間くらいかけています。

反対側に取り掛かります。同じように縁を塗っていきます。

一番汚かったこの面もきれいに塗れました。

ここから足場に向かって退却しながら塗っていきますので、屋根の頂上から写真を撮れるのはこれが最後です。

退却しながら塗っていきます。今までと逆で、縁に向かって下っていきますので怖さ百倍なんてもんじゃないです(笑 

ようやく足場に体を預けつつの体制になって一安心。

最後の一枚を塗って完了です。

ようやく終わりました。

ああ怖かった。

さて、二階の屋根さえ終わればもう怖いものはありません。どんどん進めます。
一階の台所やら風呂やらの庇の屋根を塗ります。

ここも結構傷みがあるのです。

汚いところに一通りワイヤーブラシをかけていきます。

錆ではないんですが、こんな感じです。凹凸もできています。

ワイヤーブラシでケレンがけしたところ。ここまで落としておけばしっかり塗料が乗るはず。

一階と二階の間にあるベルトも屋根と同じ塗料で塗ります。

マスキングをきっちりやって、

下地を塗って、1時間ほど乾燥させてから本塗りします。

ここは全く何の苦労もないです。口笛吹きつつの楽しい作業です。
しっかり乾燥してからマスキングをはがすことにしましょう。

さて、二階の屋根が終わりましたので、大きな大きなヤマを越えました。
これで足場を組んでの作業部分はほぼ終わりであります。全体から見るとまだ1/3くらいの面積しか塗ってないことになりますが、怖さと大変さは半分以下であります。
毎週末を使ってこれから少しずつ塗り進めていきたいと思います。

夏までには終わらせたいなあ。

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