ビデオカードの更新

買ったもの

 
メルカリでビデオカードを購入しました。

GeForce GTX1060 3GB品です。

無駄に豪華な箱に入っております。

が、箱に負けない迫力のあるボードでした。すげえ。

工房の現在のメインマシンはHPのZ420です。

スペック的にはなかなかのもので、古いマシンですが、Xeon E5-1620 3.7GHz、メモリ16GB、SSD512GBという構成です。これならまだ現役で戦えると思っております。
とりあえずfusion360がバリバリ動くマシンをと思って、CADマシンのリースバック品からよさげなものを見繕って買ったものでした。
購入時のビデオカードは、CADマシンらしくQUADRO K-2000が刺さっておりました。

QUADRO K-2000です。これも十分ごついビデオカードです。

NVIDIAのQUADROといいますと、CAD専用といっていいビデオカードで、非常に高価なものです。
NVIDIAのビデオカードのラインナップには、ゲーム用(マイニング用にも)のGeForceシリーズと、業務用、プロ用のQUADROシリーズがあります。
大きな違いは対応しているソフトウェアシステムで、GeForceはDirectX、QUADROはDirectX+OpenGL。QUADROはOpenGLに対応しているのが重宝されているところです。というのも、市販のほとんどのCADソフトウェアはOpenGLを使っているためです。
ところが、fusion360はOpenGLではなくDirectX対応なんですね。設計の根本の話ですので、なんでこういった選択になっているのかわかりませんが、ひょっとすると最初からホビーユース、個人利用を狙って(ゲーム用として)広く普及しているGeForce、つまりDirectX系のプラットフォームを目指したのかもしれません。
一般的にQUADROとGeForceを比べると、同一レンジ(というのがなかなかむつかしいのですが)の製品で価格的にはQUADROが数倍高いなんてのは珍しいことではありません。
ということで、せっかく安いビデオカードのプラットフォームであるDirectXで動くfusion360ですから、カードを強化するならGeForce系が圧倒的にコストパフォーマンスが良いのです。

二つ並べてみました。GeForceのでかさが。

GeForce刺しました。スロットを二個分使います。

さらにカード用に電源をつなぎます。すごいですね。消費電力最大50Wって書いてあったかな。
今回購入した1060 3GBはGeForceのシリーズでは中堅から下っ端に近いあたりですかね。
まあ十分でしょう。

電源入れると昔のwindowsのような画面が(笑 VGA?

DVDからドライバ入れてようやく見慣れた画面になりました。

で、肝心の早さですが、どでかいメッシュファイルを開いたりしてもかなーりぐるぐる回せるようになりましたので、体感できる差があるといっていいかなと思います。
倍三倍になることを期待して導入したわけではありませんのでこんなもんだろうと思います。とりあえずはこれで思いっきり負荷をかけてもシステムがうんぬんといわれなくなるであろうことを期待しています。

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