レーザ加工機 参號機組み立て その34

自作レーザ加工機

 
最後の仕上げにZステージのリミットスイッチをつけます。
ついでになんとも格好がつかないエアチューブの取り回しをちょっとだけ変更しました。

現状はこんな感じです。ぷらぷらしています。Y軸が原点にあるときキャリッジがいっぱいまで右に来るとホースがごちゃごちゃしてやや不安な眺めになります。そんな位置を加工することはあんまり無いと思いますが、念のために少しこの位置を持ち上げてやることにします。

で、いきなり結果ですが、たいしたことはしていません。ホースを通す穴を別に開けて、元の位置に高ナットを立てました。

その高ナットの上部でチューブをいったん固定しています。これで少しだけですがごちゃごちゃ感がなくなりました。当面これで運用します。

で、本題のZステージのリミットスイッチであります。取り付け位置をしばし考えて、この位置にすることにしました。ほかとの干渉がなく、右側なのでハーネスの引き回しも短くてすみます。

設計です。全体の組図に書き込んであたりがないことを確認します。

こんな感じで行きましょう。青い部分です。上側にリミットスイッチを取り付けたパーツをZステージ用シャフトホルダにかみつかせます。下はZステージにネジで原点位置を調整できるようにしたパーツを取り付けます。ちょっとわかりにくいですね。

別の角度から。わかりますかね。

青いパーツは3Dプリンタさんにがんばってもらいます。
構想→設計→作製→組み立て が机の上だけで進んで行きます。全く夢のようです。みみタコなほどに繰り返しておりますが何度やっても3Dプリンタバンザイです。すばらしい。

出来ました。

リミットスイッチと調整ネジを取り付けます。

配線をして、予定通りの位置に組みつけ、

あたりを調整します。

調整しやすいようにネジの上下をひっくり返しました。下側のパーツをZステージにねじ込みます。

MACH3からコントロールできるように配線をします。
これは結構面倒なのですが、X/Y軸を作ったときに入力用のポートを4つばかり予備に配線しておきましたので、それを使います。写真の右側の部分です、あと2箇所抵抗でプルダウンしたポートが余っています。
Zステージ用のモータドライバはブレッドボードの左端に増設しました。DIRピンとSTEPピンを配線してリミットスイッチと共にMACH3のポート設定を行います。

動かしてみましょう。X/Y軸とZステージの原点復帰です。

これでほんとにほんとに作製は終了のようです。
ではテストしてみましょう。

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