皆さまこの動画をご存知でしょうか。

水の上に油膜を浮かせ、そこに赤熱したカッターの刃を入れてガラスをオイル面と同じ高さで真っ直ぐに切断するというものです。
最初に見たときは「うそやろ、そんなにうまくいくわけないやんけ」と思いました。そしてその後もずっと考え続けましたがどうしても答えが出ません。要は水と油の熱伝導率の違いを利用して界面部分を急熱していると思うのですが、一般に水と油では水の方が熱伝導率が大きいのです、つまり熱を早く伝えます。よって、薄い油の層の方が先に温度上昇することはないはずなのです。
私の思考が違っているのかもしれませんが。
で、考えるよりもということでやってみました。
ビン。上記動画と大きくは違わないと思っております。食べ終わったシャケフレークの空きビンです。

これをボールに入れて、

ビンに水を注ぎ、

同じ高さまでボールにも水を入れます。

ちょっと見にくいですが、

水の面が同じ高さです。

次に油を、

ボールに入れて、

上部に油膜を作ります。

カッターの刃はこんなサイズでいいのかな。

これをバーナーで、

加熱します。

では実験です。動画で。
結論。ひびすら入りません。

まったくの無傷です。

条件の違いは多々あると思いますが、少々調整したとことでうまくいくような気がしません。
どうしても頭の中のロジックと整合しないのです。
どなたか実際にやってみた方いらっしゃいますか?
さらに、再現できた方いらっしゃいますか。うまく行った方、ぜひぜひヒントをくださいまし。
追加:
どうしてもあきらめきれずに再度実験してみましたがうまく行っておりません。
「熱伝導率ではなく、比熱の問題ではないか」つまり温度上昇速度の問題なのではないかと思い至り、油の面積(体積)を小さくするためにボールを小さなものに交換し、熱源もカッターの刃ではなく、太いコーススレッドを赤熱したもので再トライしてみました。
ですが、これについても傷一つ入っておりません。
ほんとにできるんですかね。だんだん疑いの方が強くなってきた。