ウォシュレット修理 部品実装

修理、改造

 
おおよそ回路は固まり、ブレッドボード上で動作し始めましたので、基板へ実装する事に。

良く使うサンハヤトのICB-87を使います。ケースはカホパーツセンターの特売で買ったアルミケースにしようかな。プラスチックの方がいいかな。などと考えつつ進めます。

電源を作ります。まずロジック周り。
L293D は全出力Lで 最大 60mA Logic電流(5V時)。16F1827には7セグメントがつながっており、この電流制限抵抗が1kΩなので、フルに点灯して 35mA (5V)その他ロジックを考慮して 150mA 位の供給が出来ればよさそう。
ということで、48M0345F (3.45V 500mA) が転がっていたので、それを使う事に。出力は3.45Vで5Vではありませんがこの電圧でも回路が問題なく動作することを安定化電源に繋いで確認しました。5V用のリニアレギュレータは100mAの78L05か、2Aクラスのものしか無かったのです。

レギュレータに入れる電源はウォシュレットのソレノイドに来ている20Vを使う事にしました。オシロで波形をみて見ましたが、ソレノイド動作時のひげも無く綺麗な直流が出ています。これだと洗浄をする時だけONになりますので経済的だし、ソレノイドに入れてるんですから、電流も十分余裕があると思われます。
さらに、この20Vはモータの電源としても使えます。厳密には(厳密じゃなくても)電圧高すぎなのですが、短時間しか回しませんのでまあいいでしょう。回路に通電しているだけの時は L293D の enable を落していますので、モータコイルに電流が流れるのは回っているときだけなのです。

スイッチには、以前カホパーツセンターで買っておいたLED付スイッチを使う事にしました。5個で100円と大変お得な買い物だったのです。 EP330A-15Y というやつです。スイッチとLEDが連動ではないのが残念なところ。
このスイッチ、LEDが直列に2個つながったものが2組入っています。今回はそれを2×2の直並列で使う事にしました。が、直列になっているがために3.45Vでは点灯してくれません。
せっかくのLEDつきスイッチですので、何とか点灯させて使いたいです。 ということで、このLEDのためだけに電源をもう一系統作る事に。5Vかければ十分のようですので、上に書いたリニアレギュレータ 78L05 を使う事にしました。部品箱の中にたくさん転がっています。100mAの 定格を考えて電流制限抵抗の値を決めます。

では実装。
いきなり完成写真です。表。

うら。相変わらず汚いいハンダ付け。

モータを繋ぐとこんな感じです。

動作確認をしてウォシュレットに組み込んで見たいと思いますが、その前にプログラムを一部書き換える必要があります。このままだとモータ初期位置の決定や取り付け後の微調整などまったく出来ません。来週はそのあたりのプログラムを書きたいと思います。

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