レーザ加工機組み立て その5

自作レーザ加工機

 
ベースとY軸となるステージを組んでいきます。
使うのはこの12mm厚のMDF板。以前にハンズマンの端材置き場で198円で入手した物です。

適当に切り出してベースにします。
ステージに使う板もMDFで、と思ったのですが、ここはちょっとかっこよくジャンクのLCDディスプレイから取り出したアクリルの厚板を使う事にします。どうせ100円だった物ですから惜しくもなんともありません。しかもカッコイイ。

こんなイメージになると思われます。

MDFに鉛筆で基準線を引いて行きます。
加工品の精度を決める大切な部分ですので慎重に進めます。

穴を開けてY軸を取り付けます。モノタロウで確か360円で買った12mmφのシャフトに、ホルダとリニアブロックはAliExpressからの物。リニアブロックはひとつ100円していません。ややすべりが悪いですが、ましな物を4つ選定して使います。

アクリル板はこのように乗せます。まだ仮置き。

X軸を取り付けます。高さ調整とかは後回し。

なんかそれっぽくなってきましたね。うれしいです。

ここでちょっと欲が出ました。といいますのも、現状の設計ではY軸ステージのストロークは150mmにしています。リニアブロックの間隔を近づけていくとストロークはある程度広げられるのですが、リニアブロックからオーバーハングするステージの板材面積が多くなり、剛性が低下する恐れがあるからです。
が、実際に乗せてみるとアクリルの板は非常に強靭で、同じ軸上に乗っている二つのリニアブロックをぴったりくっつけた状態で板の端っこを押さえてみても曲がるような感じはありません。もとよりステージにはそれほど重い物を乗せるわけではなく。またCNCルータなどと違って力がかかることもありませんので、これでも問題ない可能性があります。
なんてことからY軸のストロークを増やすように設計を変える事にしました。
今までの設計ではY軸ステージが大きく動くとモータに接触していたので、モータの位置を下げ、モータ側にもベアリングを入れてベルト高さを確保しました。

こんな感じに設計をやり直しています。

ということで、Y軸のパーツを一部プリントしなおす事にします。

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