Bluetoothヘッドフォン BCK-08 をNiMH駆動に改造

修理、改造

 
BCK-08 という激安Bluetoothステレオヘッドホンがあります。1年くらい前に$12くらいで買ったように記憶しています。これをニッケル水素電池で動かせるように改造しました。

BCK-08 はこんな形でリチウムイオン充電池の小さなやつが入っています。この電池がよく切れます。使いたいときにはだいたいバッテリーが空です。寝落ちしたまま数日忘れているとまずバッテリーが切れています。
BCK-08はモノが小さいので充電はヘッドホンを差し込むジャックを使って行なう設計になっています。これがなんとも使いにくいのです。ヘッドホンジャックを充電に使いますので、当たり前ですが充電しながら音を聞く、ということが出来ません。

私のBCK-08の使い方はモバイルではなく寝るときの布団の中です。
ほぼ毎日寝る前にはしばらくノートPCでWEBを見ます。そのときはラッコさんスタイル(わかるかな)で使うのですが、私のノートPC(VAIO-Pではなくメインのノート)はパナのCF-R7で、このPCのヘッドホンジャックは正面にあるのです。よって、ラッコさんスタイルで使うときにはジャックを挿すことが出来ません。
ということで、昔はしょぼいスピーカーの音でYoutubeとか見てたんですが、あるとき「BTヘッドホン使えばいいじゃん」ということに気がついて購入したというわけです。
ところが、使ってみると、バッテリーが前述のような状態のためなんとも使い勝手が悪いということになっておりました。

改造は単純で、ケースをばらして電池を外し、ケースに穴を開けてそこから基板直接リード線をつないで給電するというものです。

出来上がったのがこれ。

穴はここに開けています。

電池はニッケル水素の4直にしています。回路の定格は不明ですが、リチウムイオン電池の電圧は3.7-4Vくらいですので、NiMH 4直の4.8Vは高すぎかもしれません。
アルカリ2直3Vも試してみたのですが、20秒くらいで電源が落ちてしまいます。3Vではバッテリーが空と判断されるようです。
本当はNiMH 3直の3.6Vで使いたいのですが、3直用の電池ボックスは単四(AAA)用のやつしか手元にありません。ということで「まあいいか」と4.8V(実際は5V超え)をかけています。
しばらく使ってみましたが大丈夫のようです。
これで使いたいときの電池切れからは開放されました。

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