ウォシュレットの修理

修理、改造

 
さて共振器の光軸調整をしようとしていたら、妻から「一階トイレのウォシュレットの水量が変わらなくなった」とのこと。ということで点検しました。

これ。
型番は記録するのを忘れましたが、TOTOのスタンダードなものです。4年位前に自分で取りつけたものです。

操作部。水の勢いを5段階で変えられるようになっていますが、ここの調子が悪いようです。
水量は上下矢印ボタンで変更し、現在の水量をLEDで表示するようになっています。
人感センサに手をかざしながら動かしてみたところ、スイッチを動かすとLEDの表示はステップしていきますが、なるほど水量はまったく変わりません。表示とその変化は正常ですのでタクトスイッチの接触不良やマイコンまわりの問題ではなさそうです。が、念のためにコンセントを抜いて数時間放置して再度起動させて見ました。やはり症状は変わらず。ということで、メカ周りの問題と予測して筐体を開ける事にしました。
ちなみに、電源ボタンを10秒ほど長押しするとサービスモードらしきものに入るのですが、LEDがしばらく全点灯した後に電源のみが点灯するという状態で、何のヒントにもなりませんでした。

 開けたとこ。後部のタッピングビスを二本外して数箇所ある爪を外すだけです。
左は温水を貯めるタンク。水位センサ、サーミスタ、ヒータ用の太い配線などが入っています。右側には電磁弁がおそらく二つ。3方弁のようですが流路は良く見ておりません。
中央の白い棒状のものが可動式のノズルです。
水量の調整はノズルに近いところでやっているはずですので、そのあたりを中心に見て行きました。

で、目をつけたのがこのモータ。
ノズルの後端についています。ノズルの前後は別のモータとベルト(写真のタンクの右側に黄色いベルトが見えます)で駆動されていますので、このモータがおそらく水量調節です。モータのすぐ右側にはタンクからきた出水配管が取り付けられています。

ということでここに狙いを定めて分解します。
モータを取り外すと、あらひどい、錆で真っ黒になっています。これじゃ抵抗が大きすぎて回らなくなっていそうです。

モータは三菱マテリアルシーエムアイのギアードステッピングモータMP24でした
これはだめかな、と思いながらCRCを吹きつけながらブラシと綿棒で掃除。モータが突っ込まれるほうのノズル端部もCRCを吹いて掃除します。綿棒が何本も真っ黒になります。

で、ここで仮組みして通電してみると、無事モータは動いています。こんな状態なのにすごいです。
ということで再度掃除を行って元通り組み付けて動作をさせてみました。結果、ばっちり動くようになりました。水量調節のボタンを押すと「ククッ、ククッ」と音をさせながらモータが回っています。またすぐにだめになるかもしれませんが、そのときはモータを交換しようと思います。

妻からは非常に感謝されました。こういう趣味を持っているとたまには役に立つものです。