MDFで箱を作ってみた

レーザ加工機活用

 
動き出したレーザ加工機を使って何か作ってみようと思い、仏壇用の志箱を設計しました。
九州だけかもしれません、さらに言うと熊本だけかもしれませんが、仏様におまいりするときに100円くらいの小銭を経台に置く慣わしがあるのです。
油断すると経台が小銭だらけになるので、それを入れる箱を作ってみました。賽銭箱みたいなもんです。別に要求しているわけではありませんが。

ということで、スケッチアップでさくっと描きます。

ばらして並べて、天越ブログ弐さんのプラグインを使ってdxfファイルを作ります。
後は JwCad → NCVC → MACH3 といういつものコース。

厚さ3mm のMDF板を切ります。ジャッキで高さを簡単にあわせられるようになりましたので、どんぴしゃのフォーカスで切ることができます。

約20W出力で、切断速度は秒速5mmくらいです。
きれいに切れました。

裏側。これでちゃんと切れています。限りなく切り代はゼロです。

パズルをばらすようにしてぽろぽろと取り外します。

切り代の分を考慮せずに切りましたが、ほとんどガタなしで組み付けることができます。
木工用ボンドを使いながら組み立てていきます。

底部分。ぴったり合っております。すばらしい。

この精度の高さは手で切っていてはまず出ません。
作ってよかったレーザ加工機。

出来上がり。ちなみに「志」の部分は貫通しています。

早速仏壇まわりの小銭の整理をしました。

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