動き出したレーザ加工機を使って何か作ってみようと思い、仏壇用の志箱を設計しました。
九州だけかもしれません、さらに言うと熊本だけかもしれませんが、仏様におまいりするときに100円くらいの小銭を経台に置く慣わしがあるのです。
油断すると経台が小銭だらけになるので、それを入れる箱を作ってみました。賽銭箱みたいなもんです。別に要求しているわけではありませんが。
ということで、スケッチアップでさくっと描きます。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2014/03/kokorozasi01.jpg)
ばらして並べて、天越ブログ弐さんのプラグインを使ってdxfファイルを作ります。
後は JwCad → NCVC → MACH3 といういつものコース。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2014/03/kokorozasi02.jpg)
厚さ3mm のMDF板を切ります。ジャッキで高さを簡単にあわせられるようになりましたので、どんぴしゃのフォーカスで切ることができます。
約20W出力で、切断速度は秒速5mmくらいです。
きれいに切れました。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2014/03/PICT0042.jpg)
裏側。これでちゃんと切れています。限りなく切り代はゼロです。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2014/03/PICT0040.jpg)
パズルをばらすようにしてぽろぽろと取り外します。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2014/03/PICT0043.jpg)
切り代の分を考慮せずに切りましたが、ほとんどガタなしで組み付けることができます。
木工用ボンドを使いながら組み立てていきます。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2014/03/PICT0044.jpg)
底部分。ぴったり合っております。すばらしい。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2014/03/PICT0046.jpg)
この精度の高さは手で切っていてはまず出ません。
作ってよかったレーザ加工機。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2014/03/PICT0047.jpg)
出来上がり。ちなみに「志」の部分は貫通しています。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2014/03/PICT0045.jpg)
早速仏壇まわりの小銭の整理をしました。
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