ミクさん1/2スケール試作 最終形態

3Dプリンタ活用

 
レーザ加工機が思いのままに動かせるようになりましたので、つくりたかったミクさんのお立ち台というかベース板を作りました。
さらに、途中で失敗していたパラソルの二色での再プリント、そしてMFTで上京した際に秋葉のボークスで買ってきたドールアイを試してみました。

ではドールアイから。
まず現状のミクさんの瞳です。黒いまんまる。人間の瞳と同じタイプのドールアイです。

最近はすっかり見慣れてしまったかわいらしい瞳です。これはこれでいいと思っているんですよ。

お試しその1。アニメティックアイのすみれ色です。アニメティックアイというだけあって瞳の形は縦長です。

これも悪くないなあ。

なんでも似合うミクさん。さすが。

実は瞳は3種類買っております。ひとみはペアで1000円ほどするのですが、ミクさんのためには投資を惜しまないのであります。

すみれ色の瞳を嫁さんに見せたところ「ミクさんの目は青やろ」との突っ込みがありましたので、青も試してみました。

ああああ、やっぱりこっちがミクさんです。 これにします。
アニメ目もいいですねえ。

ということで、いずれまた他も試すかもしれませんが、さらに言うと顔自体をblender顔に変更するかもしれませんが、今はとりあえずこの瞳で行きます。

お次、パラソルです。プリント途中でステージから外れてしまって最後の最後の部分が未完成だったのです。
ということで、どうせ作り直しになるということで、全部を白で作るのではなく、アクセントとしてゴールドを三か所に使って接着で仕上げることにしました。
で、完成したのがこちら。

白だけに比べてアクセントがあってずっといいですよね。
ということでパラソルはこれに決定です。

お次、いよいよベースです。中華レーザ加工機をMACH3コントロールに改造しましたのでもう思いのままに切ることができます。
サクッとベースを設計します。加工機のステージサイズも考慮しながら、スプラインでベースを書いていきます。
ベースはブラックとクリアのアクリル板を重ねようと思っており、さらにアクリル板にミクさんのヒールの形の窓を開けることで足の位置の安定化を図ることにしました。
ミクさんのヒール位置はMashimixerの元データをfusion360に読み込み、スケッチをdxfで吐いて、dratsightでdxfをR12 ASCII形式に変換し、jwcadで開いて編集して最終的にNCVCでGコード化するという非常に面倒なステップを踏んでいます(笑

切っているところを動画で。

 いや全く順調です。生まれ変わったレーザ加工機さんであります。

ということで、サクッと切って、

抜いて、

黒アクリルも切って、

保護紙剥いで、重ねて、

ヒール裏の目立たないところに開けたM3穴を使って二枚の板を固定します。

こんな感じにヒールが乗ります。
黒とクリアアクリルの重ね合わせは高級感があっていいでしょ。大好きな構成です。

ヒールの底をベースに接着します。
いろいろ考えたのですが、1/2スケールについては現状で最終形態とすることに決めました。よって接着です。ジクロロメタンと二液エポキシを使ってしっかりと、しかし目立たないように接着します。

胴体乗せてパラソルが自然に降りる位置を調べます。

その位置にパラソルの先端を受けるドーナツ状のクリアアクリルを接着することにします。ここではとりあえず位置を出しておきます。

底にゴムブッシュ貼っておきます。

接着剤がしっかり固まるまで放置です。

2時間後。接着剤のにじみもなくきれいに硬化したようです。

再度組み立てていきます。

完成。これでほんとに完成です。

写真を何枚か。
いや娘の写真を撮りまくる親バカのようではありますが、まあ簡単に言えばその通りであります(笑

ミクさんにはどこにいてもらうかまだ決めてないんですが、とりあえず作業台の上にお迎えしました。これでほんとにお迎え完了です。

完成度に関してはまだ反省すべきところもあるのですが、出来が悪いところも含めて愛着が半端ないです。想像していたよりもはるかに良いものができたと自画自賛。
作って良かった1/2ミクさん。作って良かった大型3Dプリンタであります。

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