レーザ加工機の排気系をさらにさらに何とかする その3

自作レーザ加工機

 
朝起きたらあんまり天気が良かったので散歩に出かけました。赤レンガ倉庫から汽車道までぐるりと一周。
横浜ってほんとにいい感じの街です。引っ越してひと月ちょっと経ちましたが、大好きになりました。

みなとみらいの素晴らしい景色。

さて、朝一で運動をしましたのであとは引きこもります(笑

昨日セキチューで買ってきたこのクーラーキャップを見ていたら良い考えが浮かびました。

こう使うのはどうだろうか。
もともとこのパーツはモータ冷却側の吸気口に使おうと思っていたのですが、ブロアとダクトの接続に良い感じです。

ね、なんかぴったりの感じでしょ。
ここのパーツは3Dプリンタさんにお願いしようかと思っていたのですが、これを使うと楽が出来そうです。
ブロアのケースに文字の凹凸がありますので、そこはなにがしか工夫が必要ですが、最後はコーキング材か何かで埋めてしまえばよいのです。

ブロア側の接続はこれで行けそうですので、レーザ加工機側の接続を設計します。
ここもfusionを使います。使わないとうまくならないのです。

簡単な形ですが、結構苦労します。SketchUpで描いたら、多分1分かかるかどうかくらいです。

初の試みとして、fusionからSTLを吐かせてrepetierhostに送ります。
送ること自体はコマンド一発でいいのですが、なぜか向きが合いません。Z軸の方向がずれています。

fusion上ではこの向きが、

repetierhost上ではこの向き、つまり正常な向きになります。なんでだろう。

まあ、こまけーことはどうでもいいんだよ精神で進めます。

積んで積んで。

てなことをやっている間に、レーザ加工機の排気ファンを外します。

これ。小型掃除を改造して3Dプリントしたケーシングに納めています。
排気量はものすごいのですが、それ以上に音がうるさいのです。

外れました。これはこれで何かに使えると思いますので取っておきます。

で、ブロアとダクトの接続に取り掛かります。
こんなイメージかな。

例のクーラーキャップがここに使われます。

ダクトを適当な長さに切断。

で、ブロアのがたつきをどうするかですが、当たり具合をいろいろと見ているうちに良い考えが浮かびました。
このOリングを使って機密を確保してみます。

この微妙な隙間の下のところはブロアのケースも平らな面がありますので、そこにOリングを当てるという作戦です。

偶然Oリングのサイズがあっている、なんてことはあるはずもなく、ぶった切ってつないで短くします。二本重ねて切断位置をずらせば漏れないだろうという楽観的な予想で。

キャップつけてみます。なんかしっくりします。Oリングの面がキャップの面に当たっている感じがします。
これはいけるかもしれません。
問題は、この状態でどう固定するかですが、

とりあえず、こんな感じで縛り付けました(笑
それなりにしっかりついています。

ほら、ここ持って持ち上げてもびくともしません。いけるかもです。

とかやっている間に加工機側の接続パーツが出来てきます。

こんな感じになりそうな気配。
向かいのマンションの人が窓越しにこれを見たらなんと思うでしょうね(笑

ファンの位置をだいたい決めて足の位置を鉛筆でなぞっておきます。
穴あけしてボルトで固定すれば、レーザ管の上にブロアが落っこちて悲しいことになる事態を避けることができます。

出来ました。

ばっちりであります。

こんな感じに取り付けます。
加工機からブロアまではこれで完了です。

次はブロアから排気側です。
ブロアの排気側にはこんなパーツがついています。

この形を活かしてねじ止めできるように考えます。

再びfusionと格闘。
一つ描くごとに上達していくのがわかります。だいぶ怖くなくなってきました。

STL吐いて、

プリントします。

今回のパーツは回転対称体なのでろくろで縄文土器作ってるみたいな感じですね。

とか言っていると、フィラメントが危なくなってきました。

何とか足りるといいのですが。さて。

ということで、きょうはここまで。放置して風呂に入ります。
明後日には排気系を完成させたいなあ。

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