スピンドル作製

自作CNC加工機

ほとんど準備していなかったA軸に手をつけます。
数日間構想した結果こんな感じで行くことにしました。

買ったものは田宮のピンバイスAmazonで800円くらい、と内Φが8mmのベアリング360円、そして1/4インチねじ40mm長さです。1/4インチねじはちょっとだけ山を削って細くするとピンバイスの内側にがっちりはまりそうな太さだったのです。(M6ではやや細すぎてぐらつきが気になりました)

まず1/4インチねじの頭をグラインダで落とします。そして、寸切り状態になったねじを電動ドライバでチャックし、回転させながらヤスリをあててねじ山を少し落とします。こうすると均等にねじ山が削れます。
んで、エポキシをたっぷりつけてピンバイスにぶっ込みます。あとは固まるのを待つだけ。簡単。
こんな感じ。

次に、例のプリンタから取り外したDCモータのプーリー部分をカプラーの太い側(6.35mmΦ)にぴったりはまるまで削ります。これも回しながら行います。あっという間に削れます。
こんな感じ。上が削る前、下が削ったものです。

で、DCモータにカプラーをつけます。

そんなことやっているうちに、エポキシががっちり固まるので、反対側に取り付けます。

おっと、ベアリングを入れるのを忘れないようにしないといけませんでした。

で、カプラーを介してモーターからピンバイスまでが連結されれば完成です。

本体を作ったときに余ったMDFの切れっ端に穴をあけ、適当に固定します。
今回使ったベアリングは国産(NTN!)なので非常に回転はスムースです。A軸は10000rpm以上で回す可能性がありますのでベアリングに中華製を使うわけには行きません(笑

おもちゃ箱の中に転がっていた±15V 0.6Aのスイッチング電源を差動で接続、ポテンショを回してそれぞれ17Vまで電圧をあげました。これで34Vかかることになります。
このA軸用のDCモータは、RS-455PAで12~42Vが定格です。42Vで5500rpmということになっておりますので、34Vでは4500rpmくらいですかね。A軸としてはちょいと速度が遅いですが、まあこれでまずは様子を見てみましょう。

こんな感じで100円ショップのシャコ万で固定します。

柔らかいケミカルボードに歯車を彫ってみました。
エンドミルではなくドリルを強引に横に動かしてます。


後ろのリズミカルなカタカタ音は息子がビーマニのキーをたたいている音です(笑


こんな感じで結構何とかなるもんです。

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