レーザ加工機 参號機組み立て その32

自作レーザ加工機

 
本体が組みあがりましたので、周辺を作っていきます。
ダクトです。そもそも参號機を作ることになったきっかけは「ちゃんと排気が出来る」「臭くない」を実現するためでしたので、ある意味メインの作業部分でもあります。

これまで使っていたダクトをなんとか流用しようといろいろと考えました。知恵の輪のような問題でしたが、やっと良いつなぎ方を思いつきました。ダクトのつなぎには縦横があり、私が持っているのは縦と横それぞれ直角に曲げるつなぎです。で窓は縦で出し、ブロアの口は横かつ上に向いています。壱号機はブロアが天井に伏せるように乗せられていましたので向きも角度も変わっています。

ということで、スタート。これが今まで使っていたダクト。

切断部分を決めるために一度ばらして位置出しをします。

長さを決めて切断します。取り返しが利きませんのでちょいと長めにしておきます。

まずはこんな感じで。

つないでみました。なかなか良い感じ。ちょっと突っ張る部分があるので、そこをふた山ほど切り増します。

ブロアとの接続部分。3Dプリンタが調子悪くなる前の最後のプリント物であるジョイントがうまく働いてくれています。 これで接続はOKと思われます。

次はブロアのスイッチです。今まではコンセントからのケーブルの途中にスライドスイッチをつけていちいち手動でON/OFFしていたのですが、今後はArduinoで制御したいと考えています。そこで、ロジックからコントロールできるACスイッチを作ることにしました。

いずれAC周りをコントロールしたいと思っておりましたので、部品は買い込んであります。

最初の一台は秋月のキットを使います。

フォトトライアックとトライアックを組み合わせた極めてシンプルなスイッチです。
このまま作れば動きますが、R1の値がちょいと小さいのが気になります。Arduinoからコントロールしますので、あまり電流を流したくありません。ということで、これを680Ωに換えております。

あとは乗せていくだけです。 実態配線図までありますので何も考えることがありません。

こちらがトライアック様。もうちょっと定格が大きなやつを日米商事でたくさん買い込んでいます。フォトトライアックも秋月でまとめ買いしているのでこのスイッチは何ぼでも作れます。

あんまり電流は流れませんが、余っているので放熱板などつけてみました。

出来上がり。

AC周りの制御と、Zステージ用ドライバ、Arduinoなどを乗せられるテストボードを作らないといけませんね。
ということで、作業は少しずつ制御周りに移っていきます。

コメント