さて、強引な完成宣言で霧箱に区切りをつけました。
次は何を作りましょうか。
2020の年頭の投稿を振り返りますと、次のようなことを考えていたようです。
- ガス冷却ペルチェ方式霧箱を完成させる → 強引に完成
- で、それをMFTで展示する → 申し込み忘れ(怒
- 3Dスキャナの自作
- カッティングプロッタの自作
- ペンプロッタの自作
- レーザ加工機5号機の自作
- DIYアルマイト処理プロセス確立
- DIY水圧転写印刷プロセス確立
- プログラミング技術の向上(python/C#)
- blender技術向上
改めてみてみますと、もう少し付け加えたくなります。
- 酸水素炎バーナーの自作 → 最近急に興味が出てきた
- 太陽熱発電(太陽光発電ではなく)
- 天体望遠鏡を自動制御して見たい天体を一発位置出し
- CNCを用いた切削基板
- アルミフレーム切断機自作
- 3Dプリンタの超改善 → クホリアに近づきたい
- ヒートパイプ自作
- UVプリンタ自作
- プラズマカッター自作
- 植物工場
まだまだあるのですが、このくらいにしましょう。
で、これらをざっと眺めて気になるのは、3Dスキャナ自作、カッティングプロッタ自作、レーザ加工機5号機自作、DIYアルマイト、酸水素炎あたりかな。
3Dスキャナはオープンソースのものが多数提案されており、自作例も多いので割と簡単ですぐできそうかなと。カッティングプロッタはすでに刃を含めたヘッド部分は準備していますのでいつでも着手はできます。問題は作っても切りたいものが無い(笑)ことかな。レーザ加工機5号機はぜひやりたいところ。今の4号機(いただいた中華レーザ加工機の制御系を改造したもの)も使えるのですが、カットできる板の最大サイズがA4程度ということで不満があります。もっと大きなものを切りたいのです。
DIYアルマイトは何年も構想だけ(笑)していて具体的に手を動かしていません。試薬の入手に難がありそうということで本格的な検討を躊躇しているところです。硫酸とか買ったらどっかの組織のリストに名前が載りそうでやや怖さがあります。もう載ってると思いますが(笑
酸水素炎は実にやりたいです。今年中には手を付けたいなあ。しかしながらこれはまだ情報が不足しているのです。もう少し調べないといけません。実はこの界隈は結構面倒で、調べているとブラウンガスやらオオマサガスといった境界線(笑)上の情報がたくさん引っかかってくるためについついその辺を読み漁って(笑)しまって進まないのです。それと作っても使うところがないというカッティングプロッタ同様の問題もあります(笑
ということで、最初から決まっている結論に誘導している感が満載ですが、次期プロジェクトはCO2レーザ加工機5号機としたいと思います。
レーザ加工機を自作するのは3台目です。最初に作ったのは2014年の2月ですからもう6年以上前です。このあたりに過去の二台はまとめています。自作レーザ加工機壱号機作製まとめ(投稿数46)
自作レーザ加工機参号機作製まとめ(投稿数38)
自作レーザ加工機参号機作製まとめ(投稿数38)
これまでに自作した加工機と今使っている中華加工機改はいずれもほぼA4サイズの加工エリアで狭いです。せめてホームセンターで売られている600x450mmの板を乗せることができる加工機がずっと欲しかったのです。
ということで、今回の加工機のポイントは大判です。大判といってもSpeedy300クラスなので市販加工機で言えば中型クラスですが、600x300mmの板が加工できるマシンを趣味用途で自宅に持っている人というのは国内でも少ないんじゃないかなあという気がします。
詳細仕様は設計しながら決めていきますが、
- 600x300mmの板が乗る昇降可能なステージ
- 加工エリアは限りなく600x300mmに近づける
- 40Wまたは50WのCO2レーザ管
- カットと彫刻が可能
- MACH3で制御
といった概要で、レーザ加工機五号機(大)という名前で作っていきたいと思います。
目標は秋ごろの稼働かなあ。
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