冷却ユニットのガス抜いたのはいいんですが、その先をまだ設計しておりません。やや泥縄気味ではありますが急ぎレイアウトを決めて組み直しをしていかねばなりません。
ということで、大物であるコンプレッサ、ラジエータ、ラジエータの冷却ファンを図面化しました。
面倒なのはファンです。でかくて変な形しています。まあ除湿器に組み込まれていたものを外して流用するわけですから、その辺で買ってくる軸流ファンみたいなおとなしい外形をしているわけは無いのであります。まあどのみちそんなかっちりした組み立てをするつもりもないので、ラフにモデリングすることにしました。
本来であればノギスやスケール当ててしっかり採寸すべきところを以下のようなやり方で簡略化しました。おおよその形状を作れればいい場合はお勧めのやり方です。
まずこんな感じでファン本体をできるだけ直立させて保持します。
そしてできるだけ離れたところにカメラを固定して、
できるだけ望遠にして写真を撮ります。
ひっくり返したり横向けたりして6方向からの写真を撮影します。
撮影した写真を画像編集ソフトに読み込んで、画像の回転機能を使ってファンの垂直軸を合わせます。私は愛用のGIMPを使用。
ウィンドウの縁の部分に合わせる(右側ね)と目安になってやりやすいです。
まっすぐが出たら、写真から要らないところを消していきます。GIMPならファジー選択&Delete→消しゴムと使えば簡単に要らんところを消せます。
背景は透明にしておきましょう。ここまでトリムしたら保存しておきます。
裏面も同様にして、
こんな感じ。
6面を処理します。
で、これをfusion360に読み込みます。
で、その外周に合わせてスケッチを作っていきます。トレースするだけなので簡単です。
側面を適宜読み込み、横の部分のスケッチも作っていきます。
で。どこかのタイミングで現物を囲む縦横だけの寸法を測定して、その枠に合うようにスケッチを、あるいは画像ごと拡大してスケールを合わせます。
スケッチ描き終わったら押したり引いたりして三次元モデル作ります。「輪郭だけあればいいんですよ」の精神で。どうせ実際に組むときは切った貼ったになります(笑
気にしといたほうがよさそうな突起だけは拾っときます。
吹き出し穴もあけとかないと致命的な失敗をしてしまいそうなので描いておきます。
といいつつ無駄なファンを書くことに力を入れたりして(笑
ファンはこれで完了です。
このやり方で±2mmくらいの精度は出ます。高々数百mmのものに対して ±2mmを精度というのかどうかは疑問ですが(笑
以上、適当でいい時にはお勧めのやり方です。そのうちスマホで簡単にソリッドモデル作ってくれるようになることを願っております。
コンプレッサはノギスとスケールで特徴点だけあたってモデル作ります。
ラジエータ/エバポレータも同様に。これも外周だけの箱でもいいんですが、雰囲気出したいじゃないですか。
ガス枕と霧箱本体も加えてラフにレイアウトしてみます。
冷却系に比べて霧箱本体の小さいこと(笑
まあ仕方ないですかね。まだどれくらい力入れて冷却していいのかわからんのです。ここまでのラジエータが要らなそうであればファン含めて小型化を画策したいと思います。
さて、これをどう組み上げるかですね。
安いのはMDFだけど、自由度が無いからやや不安ですね。現物合わせが中心になるでしょうから、ここはミスミのアルミフレーム使いますかね。
アルミフレームの在庫確認しないといけないな。
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