ミクさんの玉座作製も再起動です。
今回はもっとも重要(と私が勝手に位置づけている)なUVクリアリングのイルミネーション作製です。
UVクリアリングというのは、下の図のブルーの部分です。その21で作製して簡単な実験を行っております。
現物はこれ。
6mmのエッジブルーアクリル板をレーザカッターで切り出して作っています。
さて、イルミネーションの作製です。使うのはこのフルカラーLEDです。
実験のときは単色の砲弾型LEDを差し替えましたが、最終構成はフルカラーLEDで任意の色を出せるようにします。
フルカラーLEDはひとつのリードフレームの上にRGB三つのLEDチップが載っています。
ちょっと見にくいですが、下の写真で左上の黒っぽいのが赤、下の透明なものがGBです。赤はⅢ-Ⅴ族の化合物系、GBはGaN系なので結晶の色が違いますね。
裏側。
左上の電極がコモン電極です。今回はアノードコモンを使いました。プラス極が共通で、どのマイナス極をGNDに落とすかで発光するチップを選択します。
この位置で光を入れようと思っています。4つは並べられそうです。
Aitendoのユニバーサル基板に回路を作っていきます。
RとGBでは前述した材料の違いからVfに違いがあります。5Vかけたときにそれぞれ20mA程度流れるように抵抗を選定して 配線します。
テストのために仮電線を引き出します。
先端をブレッドボードに挿せるようピンをつけます。
こんな感じに作ってみました。最終は切り出してケースに収めて取り付けます。
とりあえず単色でテスト。
青
緑
赤
これらの各色の配分をArduinoを使ってPWM駆動しますが、20mA流れるLEDを4つ駆動しますので80mAです。使っているLEDはアノードコモンなので、Arduinoのポートはシンク側で使うことになります。
Arduinoの仕様上、ソース/シンク電流は40mA/ポートとPICなどに比べてずいぶんと大きいのですが、それでも足りません。
ということで、トランジスタを一段かませます。
半導体パーツ箱から選ぶのは、
みんな大好きC1815です。150mAまで吸えますのでちょうどよいですね。
ブレッドボードにRGB分3つのトランジスタを並べ、適当なベース抵抗をつけます。制御したい電流の1/10くらいのベース電流を流します(適当
こんな感じ。
最終はUVクリアリングの両側にこのイルミネーションを取り付けますので、LEDがRGB全点灯すると500mA近い電流が流れます(笑
ということで、Arduinoの5V(80mAまで)から引くわけにもいきませんので、別途5V電源を取り付けます。
RGBをよわっちく点灯させたところ。
Arduinoを取り付けます。
制御はシートサイドのイルミネーションでも使用予定のSoftPWMライブラリを使います。
どういう風に動かすかはおいおい考えていくとして、とりあえず実験的に「毎回ランダムに色が変わる蛍っぽい点滅」をやってみました。
照明デザイナーと呼ばれるようなセンスの良い人がデザインすると非常にすばらしいものになるような気配があります。
が、私が全力を投入してしまうと、サイドバーの派手さも手伝ってただのデコトラになりかねませんので注意が必要です。
コメント
御無沙汰しております、出払っておりましてコメント遅れました(汗)
再起動と言う事で楽しみにしております!
が、お身体に障らない範囲でヽ(´ー`)ノ
はい。のんびりやらせていただきます。
転勤後落ち着きましたらぜひ横浜基地へお越しください。