太陽熱温水器のメンテナンス

修理、改造

 
一年前に修理した太陽熱温水器のことが気になっておりましたが、何もしない間に一年が経過しておりました。
メンテが必要なものは温水取り出しのためのホースです。今ついているものは破れている上にスケールがびっしりと付着しています。交換が必要です。温水取り出し口のホースはタンクの中で取水口が液面の上部に来るように浮きを使って引っ張られています。 温水は密度が小さくなって上にたまるため、底から優先的に取水するという工夫がなされています。
そのホースが破れているためにせっかくの温水が効率よく取り出されていないのです。

こんな感じ。ひどいものです。

ということで、モノタロウで新しいホースを購入。
材質にはテフロン系やタイゴンチューブなどいろいろ迷いがあったのですが、結局シリコンゴム製を購入 。耐熱性は申し分ないのですが、口径が大きい分肉厚なところが柔軟性を欠いており少し心配。

厚いです。元のチューブの倍くらいの肉があります。

これがチューブ先端で取水口を水面近くに浮かしている浮き。これも良く見ると劣化によってクラックが入り、水の浸入を許しておりました。

ということで補助浮きとして使う高密度ポリエチレンのビンを購入。

チューブを400mmで切断して、

浮きを元通りに取り付けます。

ホースの柔軟性が悪くなっている上に浮きにはクラックが入っているので、ホースをうまく浮かすことが出来ないと思われます。
よってこんな感じに浮きを強化する予定。

取り付け後の使用感など別途報告予定です。

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