まさに今顔6をプリント中です(笑
予想はしていましたが、やはり顔は難しい。目鼻口しかついてないにも関わらず、いやそれだからこそ難しいのであります。
Animu氏の元データにはうっすらとした目とまゆ、鼻と口が作りこまれておりますが、目玉の部分はほぼまっ平らであり、くぼみはありません。
元々一体で3Dプリントすることを想定されたデータであり、せいぜい高さ20cmくらいが想定されていたものだと思います。Amimu氏もそのくらいのサイズでプリントしたものを写真にしてThingiverseにアップしています。
このデータをダウンロードして実際にプリントした方々の写真もアップされていますが、いずれも小さいものばかり。
ということで、顔はほぼ一から作ることになるのです。
元データの分割は終わりましたので、それぞれのパーツを出力して現状を確認することころからスタートします。
後頭部と前髪。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/IMG_20190630_062745.jpg)
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/IMG_20190630_123201.jpg)
後頭部だけでリンゴくらいの大きさがあります。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/IMG_20190630_192535.jpg)
あと少し。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/IMG_20190630_215048.jpg)
できました。若干糸引きがありますがミスショットは無い模様。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/IMG_20190630_215945.jpg)
テーブルから外して、
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-06-302B22.13.34.jpg)
ラフト外して、
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-06-302B22.14.45.jpg)
ざっとサポートを外します。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-06-302B22.37.09.jpg)
前髪も同様に。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-06-302B22.37.43.jpg)
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-06-302B22.38.00.jpg)
こっちはサポート材の量が非常に多いので大変です。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-06-302B22.52.47.jpg)
合わせてみましょう。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-06-302B23.13.36.jpg)
ツインテが無いとCLAMPの某キャラのようであります。
横からしか写してないのはまだ顔がないからです。この状態で前から見ると夢に出ます(笑
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-06-302B23.13.46.jpg)
顔を肌色でプリントします。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-07-012B20.36.45.jpg)
表側にはサポート材が来ないようにレイアウトします。またできるだけ左右対称に積み上げられていくように角度にも細心の注意を払います。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-07-012B20.36.48.jpg)
ラフト外して、
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-07-012B20.37.01.jpg)
サポート材が湯葉のようだ
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-07-012B20.38.11.jpg)
ニッパーを使って丁寧にサポート材外していきます。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-07-012B20.39.19.jpg)
凄い量。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-07-012B20.39.21.jpg)
顔というか顔のベースが付きました
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/2019-07-012B20.46.50.jpg)
髪が青すぎ。色変更が必要です。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/IMG_20190701_204715.jpg)
後ろから。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/IMG_20190701_204727.jpg)
頭が付くと手を付けたくなりますね。ということで、ツインテよりも前に手を付けることにします。
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/IMG_20190701_204957.jpg)
で、問題の顔です。特に目、瞳。これが99.99999999%このプロジェクトの勝敗を握っているのです。瞳がダメだと残りがいくらよくできていてもだめだと思うのであります。
さて、その瞳の作り方ですが、選択肢は3つあると思っています。この状態のままでここに描くか、レジンで薄い目を作って貼りつけるか、あるいはデータを修正してドール用のレジンアイを入れられるようにするか、です。
前二つの選択肢はアニメ顔寄り、三つめはドール寄りに作っていくことになります。
一つ目の「描く」は複数の理由で選択したくありません。まず私にそのスキルがないということ。そして塗料が積層痕に沿って滲むことが避けられないであろうということからです。私は絵が下手ですし、練習もしたことがありません。エアブラシは持っていますが、それは塗装のためであって描画のためのものではないのです。ということで描くのは却下。
次は薄い目をレジンで作って貼り付けるというもの。
これはWEBでは見たことが無い試みですので取り組むに面白いと思っています。が、ゼロからの検討なので非常に大変そうです。例えばこんな目を作って貼り付けるというものです(笑
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/IMG_20190701_224426.jpg)
イメージとして髪に印刷した目を貼りつけてみました。
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誰やおまえ….
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/IMG_20190702_215402.jpg)
まだわかるが、なお誰やおまえ….
![](http://miratanahibi.peewee.jp/blog/wp-content/uploads/2019/07/IMG_20190702_215837.jpg)
ということで、まずは無難に、いや間違いなく無難ではないですがドールアイを使う、あるいはドールアイを作るという選択肢からトライしてみたいと思います。
でもその前にちゃんと手を付けてあげましょう。あと髪の色も。こんな派手なおばさんの髪みたいなのは嫌であります。
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