2016年スケジュール帳へのレーザマーキング

レーザ加工機活用

 
私、長年Rollbahnのスケジュール帳を使ってきました。Rollbahnの手帳にLAMYの万年筆という意識高い系っぽい組み合わせがお気に入りなのです。
いずれも人気の製品なので同じものをお使いの方も多いと思います。

ですが、今回困った事態になりました。2016年版が手に入らないのです。
お使いの方はご存知の通り、Rollbahnのスケジュール帳は開始月が何種類かあります。年の変わり目とか年度の変わり目とかです。私はずっと年の変わり目で買いなおしてきました。毎年「今年は何色にしようかなあ」というのが楽しみの一つでもあったのです。ちなみに今年は真っ赤でした。

スケジュールも、

メモ書きも、どちらもガシガシと書き込んで使い倒しておりました。

これが今年は手に入らないのです。まずいです。ほんとに困りました。
住んでおります桜木町界隈はもとより、都内に出かけた際に新橋や銀座で、そしてこの週末には横浜のハンズにも行きましたがどこにもありません。正確にはないことはないのですが、私の使いたいサイズがないのです。Rollbahnのスケジュール帳はたくさんのサイズがあります。その中で私のお気に入りはA5サイズなのです。これが全くどこにもありません。Lサイズばかりです。Lサイズはスケジュールのますが小さすぎて私には使いにくいのです。最低でも日当たり4件くらいは用事が書き込めてほしいのです。

ということで、困った挙句に仕方なくシステム手帳を使ってみることにしました。
システム手帳は数十年前に使っていたことがありましたが、その時のものは何とも厚くて、中央のリングが邪魔で、なんか破れそうで、といろいろと気に入りませんでした。が、今回ばかりは背に腹は代えられません。
そんなこんなで、改めてシステム手帳を見てみると、あら、リングが小さいシンプルなものがあるじゃないですか。6穴ですが、めくるときの引っ掛かりが全くなく、これなら破れの心配もしなくてよさそうです。何事も進歩していくものなのですね。私が知らなかっただけかもしれませんが。
さらに、リフィルはいろんな種類があるじゃあないですか。スケジュールだけとっても週ごと月ごと、さらにはそれぞれ書式の違いが5つも6つもあります。なかなか便利そうです。これなら行けそうです。

で、ちょっと嬉しくなってシステム手帳選びに入りました。これがまたたくさんあること。散々迷った挙句、パイロットのシンプルなものにしました。本革とか、アルミ表紙とかいろいろ惹かれるものもあったのですが、どれも高価で、もし使い勝手が悪くて使わなくなった時のことを考えると二の足を踏みます。まずはお試しなのです。それでも3000円とそれなりのお値段です。もちろんリフィルは別。リフィルはリフィルでスケジュール帳だけでも800円とかします。

結局5000円近い投資をしまして買ったのがこちら。自分へのクリスマスプレゼントということで良しとします。

リフィルはこれにしました。いままで使ってきたRollbahnに限りなく近いものです。

んで、前々からやってみたかったレザーへのレーザマーキングをしてみました。
やることは簡単至極です。デザイン作ったらごくごく弱いレーザで表面を焼き飛ばすだけ。

こんな感じにレーザ加工機にセットして、

焼き飛ばしていきます。動画で。

数分で出来ました。

めっちゃかっこいいです。元が濃い青というかほとんど黒なので目立ちませんが、ちょっと光を反射させるこの通りくっきりと見えます。

調子に乗って仕切り板を作ります。CADでちょいちょいと図面を引っ張って、NCVCでgcode作るだけです。

100均で買える厚紙を切ります。動画で。
……これはサイズを間違えて失敗した時の動画ですね。まあいいです。雰囲気は伝わるかと(笑

完璧な仕上がり。

ばっちりであります。

ということで、苦労した2016年度のスケジュール帳選びでしたが、いきなり愛着の湧く逸品となりました。
これならずっと使えそうです。やはり自分だけの特別なものにするっていうのはいいですね。

それにしても素晴らしい。
作ってよかったレーザ加工機。

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