しばらくはレーザ加工機で遊ぶことにします。本日はキーホルダと切り絵の額を作ってみました。
まずはキーホルダを切るためのアクリルを乗せるための台座を作ります。
100x200x6mm のMDF板を準備して、
適当に位置出し線を入れて、
押しピンを接着していきます。
こんな感じで並べましょう。
押しピンの先端は切り落として怪我をしないようにします。
こうするとアクリルを切る際、レーザが貫通したときにアクリルの裏側が反射光で汚くなるのを防ぐことが出来ます。
で何を切るかというと。これであります。わかる人にはわかる(笑)アレであります。
Google が作った中二病陣取りゲーム Ingress の緑陣営 Enlightened のシンボルマークです。
JWCad で描きました。これでキーホルダを作ります。
アクリル板はカラーのものを使いましょう。 では切っていきます。
特製台座を置いて、この上にアクリル板を乗せます。
動画で。
やや残念なパワーしか出ない参號機ではありますが、この程度のアクリルであれば楽勝で切れます。
外します。簡単に外れます。
出来ました。Maker Faire でこのキーホルダをかばんに下げている人を見かけたら、それは私です。
MDFでも作ってみます。
こんな感じに簡単に出来ます。すばらしい。
次は切り絵を作ってみます。レーザカッターならではの厚紙を使った立体感のある切り絵をやってみます。
モデルはやはりミクさんで。 なんか作るときは必ずミクさんのお世話になっております。
今回は千本桜をやってみましょう。Google先生に画像を探してもらいます。すると…
いやあ、たくさんあります。著作権的に良くわかりませんが、個人的に楽しむ分はお咎め無しと考えていいでしょう。
このミクさんにします。
DLしたjpgファイルをInkscapeに取り込んでベクター化します。そしてそれを改めて思い切り解像度高くBitMapで出力します。この二値のBitMapを改めてラスターベクター変換ソフトでdxf化します。
いろいろと試行錯誤したのですが、残念ながらInkscapeから直接dxfをJWCadに持っていく方法がまだ見つかっておりません。
どなたか良い方法をご存知の方がいらっしゃいましたらぜひぜひ教えてくださいませ。
ということで、dxfをサイズ調整し、NCVCで読み込めるようにレイヤーを設定し、原点を置きます。
これをNCVCに渡してGコードを生成します。
では切っていきます。
ちょいと動画を。
厚紙は100均でかったもので、厚さが0.5mmもありますが、レーザは完全に貫通しますので切れたところはこのように下に落ちます。
どんどん切っていきます。細かい。実に細かいです。さすがにレーザでも切り代が心配です。
出来てきました。
出来ました。この時点ですでにたいしたクオリティであります。
そっと取り出すと、切り落とされたところが、
こんな感じにステージのほうに残っています。完全に切れています。
あとは、非常に細かなところをカッターとピンセットで取り除いていきます。
光に透かすと….
いやあ、すばらしいです。レーザ加工機バンザイです。
せっかくのクオリティですので、最後までちゃんと作ることにします。
紙が白いといまいちの見えですので、スプレーで黒く塗装します。最初から黒い紙を切れば良いんですけどね。
つや消しブラックで塗ってみました。
なかなか良い仕上がり。乾燥させます。
こんな感じに背景の紙をあてることにします。
両面テープで簡単に固定して周囲を切って体裁を整えます。
このままだと反りそうなので、アクリルの板に貼り付けることにします。
飾れるように穴も開けておきましょう。
こちらも両面テープで貼り付けて出来上がり。
すばらしいです。これはちゃんと壁に飾っていいレベルのものが出来ましたね。
周りの景色はなんですが。掃き溜めに鶴であります。
こんなものが簡単に出来るとか。すばらしすぎ。
作ってよかったレーザ加工機。
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