博多図工室に行ってきました

雑談

 
博多図工室。実に面白かったです。鈴谷代表ありがとうございました。
ということで、レポート。

まず、立地です。日赤通り(ローカルな…)から一本西側に入った静かな通り沿いにあります。
こんな佇まい。
すぐ正面が1時間100円のコイン駐車場になっている他、回りにはたくさんの駐車場がありますので車で行くのも気軽です。

さりげないポストのプレート以外はこれといって目立つ看板もありません。
よく見ると二階の窓にレーザ加工機とかその排気ダクトとかあるのがわかるのですが、ぱっと見普通の住宅です。
一階はセミナーを開くことが出来るスペースになっています。
天井にはプロジェクタ、テーブルにはいろいろな加工途中の面白そうなものが。

メインの作業場は二階です。
部屋に入ると目の前にホットプロシードさん3DプリンタBlade-1

メカむき出しのめちゃめちゃカッコいいマシンです。しかもコンパクト。普通の家庭にある丸いお盆に乗っかるくらいの大きさです。

ヘッド部分。

フィラメントを送り出すステッピングモータ。

いやあ、カッコいいですね。

鈴谷代表(左)ともう一人の見学の方。3Dプリンタに興味津々でいらっしゃいました。

で、これがやはりホットプロシードさんのCO2レーザ加工機 Blaster。今回の見学ポイントです。

中までよく見せていただきました。
これはY軸のシャフト部分。

レーザ導光用反射ミラー。下にX軸用のステッピングモータが見えます。写真の上方からレーザ光が出てきます。

鈴谷代表の手が指しているのがヘッド部分。X方向にスライドします。
ここでレーザ光が下に反射され、レンズで集光してワークにあたります。

これが電源。非常に小さいことに驚きました。ATX電源くらいの大きさしかありません。出力は15-20kV 20-30mAというところだと思いますが、それにしても小さいです。
電源の左側はやはり電源でロジック用。右側には電流制限抵抗と思われるホーロー抵抗が見えます。すっかすかです。

これがロジック基板。
制御は専用ソフトということで、bitmapをラスターのまま、あるいはラスターベクター変換して動かすとのこと。
ステッピングモータは4線のバイポーラのものでしたので、モータドライバを乗せ変えてMach3で動かすのは非常に簡単そうです。

続いてヘッド部分。
丸い穴がレーザ光の入射口。写真の左側から光が来ます。奥は斜めに切れていて、ばねがミラーを押さえつけています。オレンジ色のチューブはブラストされた飛散物を吹き飛ばすためのエアー配管です。

上で説明したミラーを再度。銅ではなく銀か何か、シルバー色のミラーでした。調整用のネジがついています。

こちらはオリジナルマインドのCNCルーターKitmill RD300 多分。
こちらも興味は大いにあるのですが、今回はレーザ加工機に集中してました。
部屋には大机が4つあり、棚には一般加工用のハンドツールがたくさんおいてありました。
ほぼ一時間に渡り、鈴谷代表より非常に詳しくわかりやすい説明をいただきました。
今度いくときは何かを加工してみたいと思います。
福岡にこのようなすばらしいところがあるとは。興味のある方はぜひぜひいってみてください。定期的に見学会を開催していらっしゃいます。
改めて、博多図工室 鈴谷代表、ありがとうございました!

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