レーザガス調製器作製開始

その他のプロジェクト

 
発振実験に向けてたくさん必要となるガスを調製する容器類を作ります。
もちろんこれもガラクタを最大活用です。

ということでお得意のピクルスのビン。今回はそれに加えて鮭フレークのビンを使います。
鮭フレークは私のお弁当に毎日入るのでこれまたたくさんの空き瓶が出るのですが、ピクルスのビンよりも肉が薄いため真空引き用途には使ってきませんでした。今回は加圧側ではあるのですが、ほとんど圧力はかかりませんので使うことにします。ピクルスのビンよりちょっと大きいです。

ということで、穴を開けていきます。いつもどおりダイヤモンドビットとリューターを使います。
まず鮭フレークビン。

お次にピクルスのビン。

上蓋にも穴を開けます。

上蓋の穴にハーフユニオンのチューブコネクタを取り付けます。

鮭用とピクルス用。M5のナットで止めます。

次に、いつも使っている6mmφのウレタンチューブを切り出し、端っこにドリルで穴をいくつか開けます。これがガスが抜ける穴になります。

先っちょを開けたままにするとほとんどのガスがそこから抜けそうなので、ねじを押し込んで止めます。M4の高ナットがちょうど良いサイズです。

蓋のユニオンの周りをエポキシで固めます。

穴を開けたほうからビンの穴にチューブを差し込みます。チューブを差し込んでからM4ねじの目隠しをつけます。穴の部分はエポキシで固めます。

蓋を閉めるとこんな感じ。ビンの底のチューブからガスが入り、鬢を抜けて上のユニオンから出て行くというものです。

これにこのときに買っておいたシリカゲルを入れれば脱水蒸気カラムの出来上がり。
底のチューブに開けた穴からまんべんなくシリカゲルの間をガスが抜けて、十分に水蒸気が除去されたものが上から出てくる、という狙いです。このカラムはCO2発生実験でうまくいった方法で発生させる予定の二酸化炭素に含まれる水蒸気を除去するために使います。

底のチューブの長さを調節して出来上がり。
使わないときはバルブを閉め、上の開口部は先を封じたチューブを差し込んで密封しておきます。

ピクルスのビンは、大気から酸素を除去するカラムに使います。
これも構想はおおよそ出来ているので、思惑通りに行くか実験しないといけないですね。

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