その10で示したいくつかの案を元に、文月さんのご意見をいただいて、最終的に最初に提示した案1を作ってみることにしました。案1~3はあまりたいした違いはなくて、足の形状をいくつか変えただけです。案1はその中でもいちばんしっかりしたつくりになっているものです。
こちらが3案。左から1,2,3です。
また、側板に入れた HATSUNE MIKU も無しにしてシンプルに行くことにしました。
ということで、これを作っていきます。
ばらして、
4mmMDFで作る部材を300x200mm単位で並べ替えていきます。
アクリルで作る部材は後回しにします。また、300x200mmより大きくて一度に切れない部材は2.5mmのMDFを貼りあわせで作る予定ですので、それも後回しです。
まず台座から切っていきます。余った所にはレバーの部材を配置します。
さて、いよいよ本番です。
dxf からGコードを作る所はいつもの流れですので割愛。
いきなり切った所から。
二枚目。
切った部材はヤニが付着していますので、表裏の表面をサンドペーパーで少し削ってヤニを落とします。非常にきれいになります。
ベースの部材はそろいましたので組んでいきます。
その前にちょっとだけレバーを。いい感じですね。
今回のレーザカットでは、切り代による嵌め合いのがたつきを防ぐために、はめ込み穴をやや小さめに寸法変更してカットしました。組み上げの際にやすりで調整してかっちりと仮組みできるようにします。最終の組み上げは塗装後に文月さんの手で行ってもらうことになるでしょう。
改めて、組んでいきます。 調整しつつ、
こんな感じ。
きつめの嵌めあいにしていますので接着しなくてもがっちりしています。
ベースの一番下の部分を組みます。同様にやすりで調整していきます。
ここでは早速今回購入した綿岡やすりの万能やすりを使いました。良い削り感です。握りの部材が絶妙で、非常に力が入れやすいです。すばらしい。
裏表を間違えないようにして、
こちらも仮組みですが、全くがたはありません。
後ろから。
先に組んだパーツとあわせます。
いずれのパーツにもネジ穴がたくさん開いています。この位置を変えることによってシートの角度を変えられるようにするのです。
横から。
この調子で主な部材を切り出して仮組みし、設計の不具合を確認したいと思います。
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