ミラーマウントモジュールを再再作製する

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光取り出し側のミラーにはHDDのプラッタを切り出したものを使い、全反射ミラーには凹面鏡に銅をスパッタしたものを使えばうまくいきそうな感覚を持ちましたので、今一度ミラーマウントモジュールを作りなおす事にしました。

今回は今までより一回り大きな40mmφ(穴径10mmφ)のSUSワッシャを使ってみました。
まずはこんな感じに穴を開けます。ミラーの角度を調整するために3個のネジ穴とします。これまでのミラーマウントモジュールは、バカ穴を開けてナットを接着するというやり方で作っておりましたが、ナットの接着が面倒ですので、今回はバカ穴を開けたワッシャと、タップを立てたワッシャの組み合わせで作ってみる事にしました。M4のタップを立てますので、ワッシャ二枚については下穴として3.5mmφを開け、残りは4.5mmφのバカ穴とします。

タップダイスセット登場。

M4のタップを立てます。押さえが難しいので、残りの2穴を使って木片にネジ止めして掴みます。

ネジが切れたら表面を磨きこみます。
論文によると、Oリングの当たる面は鏡面に磨いておかないとリークが多くなるということです。鏡面は大変ですが、そこそこ磨く事にします。

こんなものも使ったりして。

Oリングがあたるところのみを集中的に磨いていきます。

こんな感じ。

Oリングを乗せてみます。ぴったりです。

それなりにきれいな面が出ていると思われます。

ネジをつけるとこんな具合になります。
良い感じです。

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