CO2レーザ発振実験 続き

自作レーザ加工機

 
ネオントランスを使って発振実験をします。
接続はこんな感じ。レーザ管は二号管です。

ネオントランスの出力はフライバックトランスとは異なり交流ですのでダイオードで整流します。
12kV耐圧のものを二本直列接続。半波整流ですがまあとりあえずOKということで。
いつものようにいろいろ適当です。

お気に入りのスライダック登場。

電圧を確認します。脈流なので電圧電流共に適当ですが、数kVは簡単に出るようです。さすが。

香りの良いメリットシャンプー袋を使ってガスを調製します。

今回もヘリウム無しで、CO2と窒素は1:1とします。

レーザ管にガスをセットして、

真空ポンプを繋ぎます。全体はこんな感じ。わけがわからん。

で、放電させます。
今回はフライバックトランスに比べてレーザ管がかなり熱くなりましたが、まだレーザ光らしきものは確認出来ませんでした。
脈流のためか放電の様子も少し変です。数珠球がつながったみたいになります。60Hzの周期が見えているような気もします。

もう少しちゃんとやらないといけないみたいですね。
ということで、さらに改良です。

  • 共振器の固定を確実にする。
    弐号管のミラーマウントモジュールとレーザ管の接続はワンタッチジョイントですので若干ですがぐらつきがあります。コレを黄銅チーズにします。
  • 整流を全波にする。
    ダイオードはたくさん買ってますので、ちゃんとブリッジを組みたいと思います。
  • 光取り出し窓を大きくする。
    現在1.5mmφ程度の穴をもう少し大きくします。この穴形は壱号管が内径4mmφと細かったためにそれにあわせて決めたのですが、今使っているレーザ管の内径は8mmです。これから計算すると、わずか4%程度の光取り出し率です。コレはもう少し高くしても良いはず。
  • ヘリウムを混ぜてレーザガスをちゃんとした推奨混合比にする。
    何気にコレが一番効きそうな気がします。
参号管を作製する事にします。

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