自作3Dプリンタ その13

自作3Dプリンタ

 

DINレールベースでプリンタのスライド構造を作ることを決めましたので、設計を行いました。スライド構造自体はDINレールで行くとして、どうやってスライドを駆動するかも考えないといけません。特に注意すべきは縦方向、すなわちZ軸であります。Z軸はX軸とヘッドの重さを支えないといけませんので、ベルトとステッピングモータの組み合わせではベルトのたるみによる誤差が出そうですし、何より励磁がかかっていないときにX軸が下に落ちてくる可能性が高いです。
ということで、XY方向はベルト駆動、Z軸方向はねじ駆動にすることにしました。

設計していきます。
まず門型に組んだアルミフレームにDINレールを這わせて。

M8のネジと長ナットを配置。

モータの取り付け位置がフレームと干渉しないように位置を決めます。

X軸を取り付けるためにとりあえずL金具を使うことにします。

こんな感じに固定する予定。

Y軸はDINレールを平行に二本使います。お安いスライダーなので二本使ってもコスト的な問題は気にしなくてもよいレベル。使用するベアリングが4つ増えるくらいです。

スライダー乗せて、

ベルトとモータはこんな配置でいいでしょう。

ベッド乗せれば出来上がり。

全体構成を見てみましょう。

後ろ。細かい保持とかはこれから考えないといけませんが、大枠の位置はこれでいいでしょう。

下から。

細かい設計を進めつつ、手持ちのアルミフレームを活用して新規購入部品を減らすことを考えていきたいと思います。

そろそろ本気で作製に入りたいと思います。

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