神より賜った一連の部材の中に3Dプリンタ用のリミットスイッチがありました。
ほかにRAMPSの基板とかもあって、やや制御系のストックが溜まり気味になっております。使えるものから使っていきます。
こちら。三つセット。
取り付け方法検討します。こちらX軸。1mmもストロークを無駄にしないことを目指します。
Y軸。
Z軸が一番面倒です。ステージからのノズル高さを200-500μmくらいで調整できるようにしたいのです。
こんな感じでアルミL材を取り付けて、こちら側にアジャストねじを使うかな。
で、スイッチ側はしっかり固定することで行きます。
アジャストねじ部分検討します。
回しやすさを考えて、10mmのスペーサーをM3 30mmのねじに貫通させます。
ネジの遊びを防ぐためにばねを入れます。ばね入れ持ってくればすぐにいいものが見つかります。
こちらのばね入れに入っているものはほぼすべて分解したインクジェットプリンタから取り出したものです。プリンタは材料の宝庫です。ばね、ねじ、モータ、ベルト、ギア、シャフトと捨てるところは板金と外装くらいです。皆さんも分解しましょう(笑
こんな構成で、
こう組み立てましょう。一番左はM3の埋め込みナットです。これをカットしたアクリル板に打ち込んでネジ山を作ります。
L材に取り付け用の穴を開けます。
位置を確認して、アジャストねじと埋め込みナットを打ち込むアクリル板を固定するねじ穴を開けます。
こんなイメージでいいかな。
ではスイッチ取り付けのベースを設計します。
こういう時にアルミフレームを使って骨組みを作っておくと取り付け位置の自由度が高くて便利ですね。
Z軸
Y軸
X軸
3Dモデルからdxf抜いてレーザ加工機で切り出します。
埋め込みナットを、
打ち込んで、
アルミL材にねじ止めします。アクリル板に穴を開けていないのは、アルミに開けた穴がずれたからです(笑 現物合わせしました。
アジャストネジ部を組み立てます。
取り付け。
ええ感じです。回しやすく動きにくい。
リミットスイッチ組み立てていきます。
Z軸
取り付けます。
アジャストネジが確実にリミットスイッチを押すことを確認。問題ありません。
X軸
アルミフレームに密着する部分はざぐりを入れて皿ネジで締めてます。
こんな感じで下側に入れます。こうすればストロークを全く無駄にしません。
キャリッジのベース板でスイッチが押されることを確認。
Y軸。これは簡単。
ベースを留めて、
スイッチ乗せます。スイッチはリニアガイドのスライドブロックで押します。
これでモータを動かす準備が整いました。配線作業に着手します。
コメント