位置決めが出来るレーザ加工機の作業台を作ってみました。
レーザヘッドそのものは0.1mm程度の精度で位置決めが可能なのですが、今の構造では加工対象のワークの位置が置いたとこ勝負です。これでは札を作ったりするときに毎回位置出しが面倒ですので、突き当て式でワークの位置が決まる台を作ってみました。
ざくっとしたイメージはこんなもの。
ばらしてdxfを出力します。
この後cad上で結構手を入れましたが、ベースはこんな感じです。
5mmアクリル板を使って材料を切り出していきます。
きってるとこ。
出来ました。
外して、
そろえて、部品完成。
ベースを切っていきます。
ベースの空いた部分がもったいないので、ここにもパーツを突っ込みました。
パーツだらけ。ですが、アクリルも5mmあると十分な剛性があります。
穴だらけ。
組んでいきます。
例によって公差ゼロなのでがたつきはまったくありません、というか部品をハンマーで打ち込んでいく感じです。接着剤不要。
組んで組んで。
完成です。
レーザ加工機のY軸ステージに角をぴったりと合わせて万力で固定します。
上に板を載せてみると、きっちり水平も出ております。すばらしい。
実際にはこんな風に捨て板を置いて、
さらにその上に冶具を乗せます。これは木札をマーキングするための枠。リミットスイッチで決まる原点からX=20mm、Y=70mmのところにレーザヘッドを持っていくと正確に枠の左上隅(マジックで→書いているところ) に来ます。
これで毎回位置出しをする必要がなくなりました。
コメント