ハンコ作ってみた

レーザ加工機活用

 
喧嘩札を姉に作ってやったところ、非常に興味を持ったようでいろいろと話していたのですが、そのうちに「落款ができるか」という話になりました。姉は趣味で水彩画を描いており、その作品に押す落款がほしいというのです。
落款というのはつまりはハンコのことです。掛け軸の作者名に添えて風雅な印鑑が押してあることがありますが、あれが落款です。

ということで作ってみました。
姉のリクエストは「ひょうたん」「名前(久美子といいます)の一文字”久”」ということ。さっそくネットから拾った適当な イラストと名前を組み合わせてこんな下案を作りました。

これさえできれば後はレーザ彫刻を行うだけですので簡単です。
押印しますので画像を反転する必要すらありません。

喧嘩札作ったときの紫檀材が余っていましたのでそれを使って作ってみました。また、100円ショップで買った30mmもブロック材にも少し大きなものを作ってみました。

レーザ彫刻過程は省略。
で、できたのがこれ。

押してみると、

ぶっつけ本番の割には良い出来です。小さいほうも何とか読めます。

ちなみに、印面はこんな感じ。押しやすいようにブロック材に接着剤で固定しています。 このブロック材を手に取ったときに「これでも作ってみよう」とおもってやったのが大きいほうのひょうたんです。

赤くしてみました。さすがに「久」の一文字はきれいに出ています。文字がかすれているのはわざとです。フォントはこちらにあるフリーの白舟書体を使わせていただきました。

100円ショップのブロックは木髄に平行に掘り込んでいます。紫檀のほうはきめが細かいのであんまり木目の方向を気にする必要はなさそうです。

拡大。

ほかのものもそれなりに良い感じで押せています。

ということで、この程度のハンコであれば簡単に出来ることがわかりました。
すばらしい。
作ってよかったレーザ加工機。

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