ベクター描画実験

レーザ加工機活用

 
Impact / Laser Engraver plugin でのラスター描画も面白いのですが、ベクター描画も実験しておく必要があります。ベクターでレーザを動かすときは、貫通させると切断になり、浅めで止めれば描画になります。
ということで切断実験の前段階としてやってみました。

データは適当に転がっているものを使って、まずはCDのケースにミクさんを描いてみました。このデータはニコニコ技術部の勉強会のために準備したもので、このときはCNCステージにリューターを持たせて削りで描画しました。オレ工房さん写真をアップしてくれています。

で、できたのがこれ。
レーザで描くとあっという間にできます。 さすがですな。ですが、CDケース(おそらくポリスチレン)はレーザに流す電流を2mAまで減らして出力を極限まで弱く(4Wくらいのはず)して、さらに最高速で描いてももまだパワーが強すぎます。一見ちゃんと描けているようですが、線が結構太いのです。

お次、100円ショップに売ってあるアルマイトのミラーのふた。
ここに自分でトレースしたくまモンを描いてみました。これは美しいです。コントラストが非常にはっきりと出ます。いいですね。今度ちゃんと何か描くことにします。アルマイトは美しく仕上がるとの情報は持っておりましたが、ここまできれいになるとは思いませんでした。
ちょっとしたプレゼントも作れそうです。

で、ここでまた調子に乗ってガラスに描いてみました。

うーん…

なんだか細かくひび割れができ、それが連続して線になっている感じです。溶けてくれるといいのですが、そんな感じではありません。
ガラスに関してはマーキングと共に条件出し継続検討です。

コメント