ガス冷却ペルチェ方式霧箱 その2 除湿器の試験運転

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新プロジェクト始動します。
前回途中まで分解した除湿器をさらに分解し、動作を調べていきます。

上部のロジック周りを分解します。

分解そのものは見えているねじ外すだけなので簡単です。
基板がぶらぶらしますが、さすがしっかりした会社の製品だけあって基板にも動作表示がありますので化粧パネル外しても困ることはありません。

配管周りを少しだけいじってみます。
キャピラリとエバポレータの結合部は自己融着テープでぐるぐる巻きされたようで、べったりとした塊になってしまってます。

外せるとこまで外して、キャピラリ引き出します。

重ねて配置されているエバポレータ(手前)とコンデンサ(奥)を分離します。
ガスラインの分解はしばらく先の予定ですので、パイプが大きく変形しないように少しだけ動かすことにします。

エバポレータを保持しているプラスチック支持体の一部を切断して、

エバポレータを引き出します。
この状態で動作をさせてみて、どの程度冷えるかを見てみましょう。

電源入れるとすぐにエバポレータ表面に結露が生じ、間もなく霜になります。

エバポレータをずらしたことでファンの風が当たらなくなりましたので、全体に霜がついていきます。

エバポレータからコンプレッサに帰るラインにも霜が。

起動後5分でこんな感じ。

10分。どんどん霜が厚くなります。

20分でここまで。

ということで、十分な冷却能力が期待できそうです。
いずれこのエバポレータは取り外し、代わりにガス枕を取り付ける予定です。
うまく作ればガス枕表面を氷点下まで落とせそうな予感があります。

楽しみです。

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