レーザ加工機組み立て その8

自作レーザ加工機

 
メカ部分がおおよそ出来上がった加工機本体にレーザ管と光学系を組みつけていきます。
最終的なレイアウトは、市販の加工機と同じ3回反射としました。

必要な部材を3Dプリンタで出力し、ベースに組みつけていきます。量が多いので5時間程度かかる模様。その間に他の作業を進めます。

とりあえず順調の様子。

まずいったん全てをばらします。

そして、ベースにレーザ管を組み付けるための穴の位置出しをします。

こんな感じで鉛筆で適当に。

レーザ管も別の板(50円の端材を今日かって来ました)に組み付けるため、位置出しをします。

修理した糸のこ盤が早速活躍。

きれいに切れました。

Y軸の裏側のベルトを締めるのが非常に難しいので、ベースに大穴を開けることにします。
メンテのことを考えるとやっておいたほうがよいと思われます。

まず四隅にφ9mmの穴を開けて、

ジグソーでぶった切っていきます。

いや部屋の中でやる作業じゃないですね。掃除機回しながらでも粉だらけ。

さすがジグソー、あっという間に切れます。

ちなみにこのベースに使っている板は、ハンズマンの端材コーナーで買ってきたMDF。

組みつけの間ベースが滑らないようにゴム足を付けます。いずれベースの下には電源とコントローラーを入れるつもり。

Y軸から順に組みなおしていきます。ベースに開けた大穴のおかげでベルトの調整が非常に楽になりました。

さてここでM6の寸切りボルトを取り出します。このボルトは3軸ステージを分解したときに取っておいたもの。適当な長さに切ります。この切断にも糸のこ盤を使ってみました。刃を一本だめにしましたが、何とか切れます。

先ほど開けた穴に寸切りボルトを締め付けます。

次にレーザ管の乗せ換え。
この機会にやや強度不足を感じていたレーザ管保持冶具を強化しました。積層方向にM3長ネジを通して締め付けます。これで割れることはなくなります。

50円の板に保持冶具を取り付けて、

レーザ管を固定します。

そんなことやっているうちにプリントはいよいよ最終段階に。

柱をつなぐ板の位置決めをしておきます。

プリントが完了しました。

早速汲み付けを行っていきます。
これはレーザ管を乗せた板を固定するために、板の背中にM6ボルトを通すためのパーツ。

このように直線を出しながら木ネジで締め付けていきます。

取り付けてみました。

おおよそイメージどおりですが、ちょっと狭いかな。

レーザ管を取り付けてみました。

やはり狭いです。キャリッジとぎりぎりです。気持ちよくないのでレーザ管を反対側へ移動することにします。

管を反対側へ移動したところで、柱を固定していきます。
適当なジャンク箱のアクリル板を使います。これはおそらくフィルムスキャナの導光版だったものと思われます。ジャンク万歳!

こんな感じで柱の上を止めるとほとんどぐらつきはなくなります。

もう一枚の板も取り付けてここまで出来ました。

レーザ管のお尻のほう。ベースから飛び出しておりますが、それほど邪魔でもありません。

こちらが射出口。
光学系の組み付けは来週末のお楽しみです。

 
 いよいよ組み立ても最終段階です。
光学調整のやり方を考えておかないといけないですね。

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