急に(笑)購入した中華プロジェクタが良いです。実に良いです。夜限定ですが、まったく問題なく、いや最上級の満足で週末を楽しんでおります。マジカルミライ見たり、邦画が好きなのでDVD見たり。昨夜はナラタージュ(有村架純と松潤の)見ました。
ということで、みら太な日々ではプロジェクタがいま来ております。
ということでスクリーン買いました。
これまではとりあえずプラダンと紙で作った80inchくらいのスクリーンを暫定的に使っていたのですが…..買いましたよ100inchのちゃんとしたやつ。
やっぱでかいです。横幅2mを越えます。人が実物大以上に投影されます。
映す側と写される側がそろいましたので、映す側のプロジェクタをちゃんと設置しました。使いたいときにいちいち出してきて位置決めして、なんてことはやりたくないのです。
設置は天吊り、棚、三脚等々手段がありますが、しばし構想ののち作業台の脚を利用して頭より高いところに梁を一本入れ、これを使ってプロジェクタを固定することにしました。
ということで材料準備です。近所のホームセンターナフコ福重店で3500と2200mmのホワイトウッド材買ってきました。
長物はこの軽トラ借りて運びます。一時間貸してくれるんですが、我が家は往復しても15分くらいなのです。
まずは脚から。このままでは長いのでいらないところを鋸で落とします。
フローリングの上に敷いた絨毯という工房ですので切粉には気を使います。が、下にトレイおいておけば大部分の切粉は回収できますし、散った分は掃除機とコロコロで十分きれいになるもんです。
切った材を作業台の脚にシャコ万で仮固定して、
上部に、
この3Dプリンタ作るときに加工したものの、飛び出しが気になるために外して放置されていたアルミアングルを使って梁を支えることにします。
このあたりは「何とかなるやろ」と考えて特に準備もしておりませんでした。いろいろやってると工房の中をぐるっと見渡すと使えるもんがなにがしか見つかるものなんです。
3DプリンタのX軸をZ軸に固定するための部材ですから左右二個あります。これをそれぞれ、この出窓上の枠と、
今仮固定した柱の上にねじ止めします。
ここから針を伸ばすわけですが、
この材、ちょいと長さが足りませんでした(笑
いやちゃんと測って買わないとだめですね。
しゃーないのでつぎ足します。プロジェクタの重さ程度ですから問題ありません。
先ほど切り落とした2200材の端材をつぎ足すことにします。シャコ万で固定してコーススレッドを両側からねじ込みます。
表、
裏。こんだけやっとけばまず大丈夫。
渡してみます。
自重ですでに撓んでますね。さらにちょいと触るとたゆんたゆんしてます。まあプロジェクタは重たいものではないので大丈夫でしょう。
窓側もシャコ万で押さえてコーススレッドで本止めします。
固定完了。
プロジェクタを乗せる棚を作ります。
元の計画ではこの梁の下面に上下逆にプロジェクタを固定するつもりでいましたが、位置決めしているうちに欲が出てきました。
スクリーンがせっかく100inchなんです。これを隅から隅まで使ってウルトラ大画面を作りたいじゃないですか。
ところがです。この梁にプロジェクタの重心を固定すると、投影面がスクリーンに対して若干小さいのです。
「え?ズームすればええやん」と思ったあなた、甘いです。中華プロジェクタにはほとんどズーム機能はありません。使ったら死ぬ台形補正があるだけです。つまり、画像補正についてはピント以外にできることはほとんどありません。デジタルの台形補正がまあましな程度です。光学の台形補正に比較して(笑
ということで、設置ポイントにはかなりの制限があるのです。まあ、値段が値段ですから贅沢を言ってはいけません。設置の問題さえ乗り越えれば言うことない製品なんです。
ということで、梁からオフセットしてプロジェクタを乗せる棚を作ります。
これも工房内をざっと見渡して、まあこの辺かなという材を持ってきます。あとは現物合わせで何とか。
この端材の途中にL金具固定して、
梁の上に板渡してみます。
こんなイメージ。
この板にプロジェクタをさかさにして固定してみようと思ったんですが、
映像が上向きすぎてどうしようも調整できません。
いろいろ試行錯誤した挙句の最終位置はこうなりました。
鴨居の上と梁を使って間に渡し板を吊るし、その上に正位置でプロジェクタを乗せました。
こうするとかなり下向きにはなるのですが、デジタルの台形補正を併用すれば、
こんな感じにスクリーンいっぱいに映像を映すことができます。
ええ感じであります。とりあえずこれでいいでしょう。不満が出てきたらもう少しまともな固定を考えることにします。
導入したスクリーンはいわゆる掛け軸型というやつで、使わないときは手で巻き取る必要があります。ロールスクリーンみたいに紐引っ張れば巻き上がるといったギミックもありません。ほんとに釣り下がっているだけなのです。
ということで、スクリーン入手前はステッピングモータ使って巻き上げ機構を追加しようかなとか思っていたのですが、いい方法をおもいつきました。
それはこんなやり方です。わかるかな。
スクリーンの裏側にS字フックをぶら下げます。高さは手を挙げてギリギリ届くあたり。
そして、スクリーンを使わないときはこのフックに巻き上げた軸を乗せるわけです。
S字フックをねじって向きをうまく調整すると、スクリーンを巻き上げてフック高さを超えると自然に軸をひっかける方向にフックが迎えに来ます。実に楽。
使うときはちょっとだけ巻き上げて軸を手前に引けばフックは届きませんからそのまま下にスクリーンを解けます。この間数秒。巻き上げも10秒もかかりません。
これ思いついたので巻き上げ機構を考えるのはやめました。
課題を挙げるなら、こんな感じにスクリーンが全部は巻かれないことですかね。
工房での使用を考えると、収納位置は頭より十分に高いので実質的には何の問題もありません。
これでいつでもすぐに使えるようになりました。
「プロジェクタで見よう」と決めて映像が出るまで実測で30秒かかりません。
これは素晴らしいです。週末の楽しみが増えました。
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