その3以来ほぼ一年ぶりの再開です。
いろいろあって昨年のMFTには参加できませんでした。今回も一応狙ってみるつもりです。
その3ではペルチェ素子のホット側を水冷にすることを決めました。そこからの再開です。
いずれ再開しようと思っておりましたので、パーツはすべて持ってきています。
まず主要パーツの確認から。
左から水冷ジャケット、というか水冷台。フェローテックのペルチェ素子二枚。MAX6A品。そして、冷却面にするアルミの薄板、シリコンシール材です。
こんな感じに積んで使うことになる予定。
お次、冷却ポンプ。予備含めて二台準備しています。
大きさがよくわかりませんよね。マイクロSDカードと比べるとこれくらい。小さなちいさなポンプです。
これで大丈夫なのかどうかやってみないとわかりません。
温度測定用の素子。-20°までしか測定できませんので、もう少し下まで測れるやつを秋月に買いに行く予定。
チャンバにするプラケース。100均に売っているやつを使ってみます。伊勢佐木町のDAISOで今日買ってきました。アクリルをアルコール雰囲気で使うとひびが入るということが言われておりますし、経験もしました。このケースはスチロール樹脂なので大丈夫じゃないかなと思っています。
パーツはこんなもんです。
このケースの底を加工して冷却面を作っていきます。
まず図面。あんまり深く考えずに作ります。100均のケースなので何度でもやり直しが利きます。
Gcode作って、
底板をレーザで切ります。
切れました。が、アクリルほどきれいではありません。土手がある感じです。
わかるかな。
このままだと接着の時に土手が邪魔ですので、カッターでそぎ落とします。
アルミ板を乗せて、
セロテープで仮止めして、
ひっくり返して、
裏からエポキシで接着していきます。これで凝縮したアルコールがペルチェ素子側に流れていかないようになるはずです。エポキシが低温でも安定しているかどうかが心配。クラックが入る可能性もあります。
次にアルコールを供給する上部の構造を作ります、というか準備します。
この射出成型のゲート部分を狙って、
1.5mmφのドリルで穴を開けて、
3.mmφまで広げます。ここにアルコールをしみこませたコットンを保持するパーツを固定する予定です。
接着したアルミ板には、このような感じでペルチェ素子が接触することになります。実際は上下逆です。
こんな感じに底面が真っ黒になるので、放射線で凝縮したアルコールの小粒子がよく見えるだろうと期待しています。
放射線の軌跡がよく見えるかどうかは、照明の当て方も大きく影響します。そのあたりも実験のポイントですが、まずは過冷却状態の実現と軌跡の確認が第一目標です。
少しずつ作っていきましょう。楽しみです。
今年もMFTの申し込みはGW前あたりだと思いますので、それを念頭に作っていきます。
コメント
色々復活ですね!ヽ(´ー`)ノ
しかしレーザー友の会の誘惑がハンパないです(汗)
はい、いろいろ復活です。
友の会はオープンな会なのでいつでもご入会歓迎です。
現在会員数6人くらい(笑
フェローテックのペルチェ素子二枚。MAX6A品 どこで入手しましたか
コメントありがとうございます。
このペルチェ素子は福岡市内にあるカホパーツセンターで購入しました。特価品だったのでいつでもあるわけではないと思います。
こちら
http://www.kahoparts.co.jp/