新レーザ管到着

自作レーザ加工機

 
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!
しばらく前に頼んだ新レーザ管が到着しました!早い。早いです。発送連絡から1週間くらいで来ました。
ここで頼んだMasterLaserはその後「ガラスは中国のEMSじゃ送れないからあと$20払え、Fedexで送るから」という連絡が来ました。話が違うので当然キャンセルし、別のところを探しました。
で、結局注文したのは最初の管を買ったのと同じRunTopでした。
こちら

前回の購入での安心感もあり、またその後の購入者も高評価を与えているのをみて決定しました。もちろん値段も(笑

では解体ショーです。

嫁さん曰く「でっかいブリが届いたのかとオモタ」
発泡スチロールなので確かに鮮魚系に見えないこともありません。めっちゃ軽いですが。
まず箱を振って音がしないことを確認して一安心。この時点でガチャガチャ言っているようであれば終わりであります。

WayBill。ちゃんと申告価格はあってますが課税されていません。
東京の方は課税されたと聞きましたので、関西税関が仕事をしていないのかもしれません。しなくていいですが。
いままで中国からかれこれ数十万円の買い物をしておりますが、いまだ消費税をとられたことがありません。

外側の発泡スチロールを開けると、さらに箱が入っております。 箱の脇にはシリコンのホースと防水のための接着剤。

ホースは前回も付いていましたが、全く冷却管の口径とあっておりません。これを無理やり突っ込むと間違いなく何かまずいことが起きます。そんなサイズなのです。ということでこれは別の用途に活用します。

内箱を出します。スポンジがテープで貼りつけてあります。

スポンジを外して、

蓋を開けると、レーザ管様とご対面です。

そっと取り出します。

射出口には激光シール。これが非常に剥ぎにくいんだ。

全反射側。キャップが少し大きくなっていますね。

合格証。何の試験に合格したのかは不明です。

おそらく出荷前検査でしょう。内部に冷却水を流したあとが残っています。

さて、早速交換です。こちらは古い管。

加工機の上蓋を外します。こんなときに作業がしやすい設計になっています(自賛

ホルダを外して、冷却ホースを根元から切ります。

新旧揃い踏み。
一般家庭ではあまり見られない眺めでしょうね。

構造はほぼ同じです。

全反射側の白いキャップが大きくなっているくらい。

良い眺めであります。

さて、眺めるのはそこそこにして交換作業に入ります。
新しい管のホルダと当たる部分に保護材をまいてテープで固定します。

激光シールを慎重にはがします。

今回はきれいに外れました。すばらしい。

で、ホルダに管を載せた時点で気がついたのですが、管壁の色が新旧で若干違います。新しい管は管壁になにやら茶色っぽいコーティングのようなものが見えます。そういえば旧管も購入当初は管壁の色がもう少し濃かったような気がします。
この40Wの管は触媒(分解したCO2を再結合させるための触媒)は入っていないという説明になっていたはずなので、これが何かはわかりません。 どなたかご存知ですか?
旧管のパワーダウンはこのあたりが原因かもしれません。

さて、作業を続けます。冷却管の接続です。冷却水は射出側から入って全反射側に抜けるように配管します。

全反射側も繋ぎます。

あとは配線すれば出来上がり。簡単ですな。
このあと調整が必要だろうと思ったのですが、結果的にはほとんど何もいりませんでした。ほぼ乗せ代えただけです。

早速テストです。ここはいつものミクさんであります。

すごいです。さすが新品。わずか2mAでも安定して発振しています。
このスピードではカットはされませんが、美しくベクター描画が進んでいきます。やっぱぜんぜん違いますね。

続いてラスターでも動かしてみます。しつこいですがまたミクさん。

フォーカスが合ってないとかなんとかいろいろありますが、こちらもとりあえず安定して描画できています。すばらしい。

 
結果。改善の余地多々ありですが、動作テストとしては問題ないです。

これでハードとしてのレーザ加工機の真の完成といえるのかな。
今度の管はいじめないで正しく使って行きたいと思います。

ここで皆様にご提案。
誰か旧レーザ管要りませんか?送料負担いただければタダで差し上げます。
今なら箱もありますので破損の心配もなくお送りできます。いかがでしょうか。

差し上げるレーザ管は、テストと称してけっこう無茶な使い方をしてきましたので、こちらで確認しましたようにそれなりにお疲れですが、依然として2.5mmのMDFを切断したり、あるいは厚紙を切ったりするには十分なパワーです。

電源やら冷却ポンプやらは必要ですが「最初の一本は勉強のための投資」と考えていただける方にはタダですのでお得な話かと思いますよ。ご検討ください。
ご希望の方は mirata.na.hibi@gmail.com までメールをくださいませ。一番に連絡をいただいた方に差し上げます。
来週末まで箱を取っておきます。どなたもご希望がないときは旧管は捨てずにとっておいて、自作レーザ管を作る際の参考とさせていただく予定です。

なお、提供は使用に際してご自身で責任の持てる方に限らせていただきます。お渡しするレーザ管に関連する作業で怪我や事故が起きても、私は一切責任を取ることが出来ませんことを明言させていただきます。

コメント