光共振器用ミラー作製 実践編

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なんちゃってマグネトロンスパッタリングでミラーを作ります。今回はハーフではなく完全反射ミラーです。
いろいろ省略して出来ました(笑 さすがに慣れてきた。

こんな感じです。ムラがあるように見えますが、このムラは綿棒でちょいと拭いてやると取れてしまいます。どうも酸化物が付着しているようです。

切り出していきます。光共振器の両端に使いますので、2枚です。今回はシンプルを目指すということで曲面ミラーなどという面倒なものは考えません。

切り出しました。ちょっと汚いけどまあいいでしょう。

このミラーはこのように完全反射で光を透過しません。ちょっとわかりにくいかな。

次に、一枚に穴を開けます。
レーザ管の内径は4mmなので、出来るだけ小さな穴を開けます、1mmφくらいかな。1/16の面積で、透過率6%くらいというところです。

こんな感じ。手前が穴を開けたもの。わかりにくいですね。

次に、ここで作ったミラーマウントモジュールの端面側ワッシャに接着剤を塗ります。つけすぎるとミラー面まで広がりますので少なめに。

で、ミラーを接着します。覗き込むとこんな感じなんですが、写真にはうまく撮れないですね。奥のほうに自分の眼がはっきりと映ります。良い感じです。

穴を開けた方も接着します。

こちらは覗き込むと穴が見えます。当たり前。

次にシリコンの板です。
単結晶太陽電池を割ったものを使います。ボロボロ(-_-;)

シリコンの板厚は0.5mmです。穴径は小さいのでほんとに破片で十分。穴部分に仮接着して、

固定が出来たら周りをエポキシで埋めて気密を保ちます。光取り出し部分を汚さないように。

見た目はいまいちですが、完成です。

次はガス発生と混合器を作っていきます。

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