CNC3040をGRBLで動かす その1 組み立て

CNC加工機

 
皆様新年あけましておめでとうございます。
今年も一年みら太な日々をご愛顧いただけますようよろしくお願い申し上げます。

年末年始はこれといった予定もない平穏な日々となりましたので、ほぼずっと工房に籠って作業をしておりました。テレビ全く見てないので大晦日も元旦も実感がありません。ただの長い休みであります。

ということで、何をやっていたのかというと、神から賜ったもう一つの大物であるCNC3040の起動であります。
CNCといえば、みら太な日々がまだ始まったばかりの頃にMDF製のCNCもどきを作りました。2012年の11月ですから、もう6年以上前の話です。このころは電気もメカも何もわかっていませんでしたので、剛性のない貧弱なMDF筐体をフルステップのうるさいステッピングモータで駆動して、なんとか絵を描いていたという状況でした。でも、あの一台を作ったことでものつくりの面白さと、何よりも制御の面白さに目覚めてしまい、今に至っている次第でございます。
また、2016年の独身の日にはCNC1610という小さなマシンをAliexpressで購入しました。が、これはなかなか(笑)の精度であり、改造不可避な感じでしたので、ちょびっと触っただけで放置になっておりました。

こうやって振り返りますと、CNCとみら太な日々はニアミスこそあるものの、がっつりとした取り組みはこれまでなかったといっていいでしょう。これは自分でもよく分かっておりましたので、今後作るものリストにCNCは入っていたのでありました。
そういった状況での神降臨でしたので、内なる盛り上がり的にはばっちりでありました。

CNC3040といえばあなた、本格的なCNCですよ。アルミもばんばん削れるやつですよ。すごいです。削りたいものがたくさんあります。レーザ加工機やら3Dプリンタのパーツのうち、力がかかるところにはアクリル板ではなくアルミを使いたいのです。CNCさえ使いこなせればそれができるのです。

では開梱の様子より。
丁寧な梱包。20kg以上の重さがあります。腰を痛めないようにしないといけません。

で、でかい。

コントロールボックス出して、

上面に説明資料が付属しています。神に感謝であります。

本体持ち上げます。ずっしりと重いです。

まことにでかい加工エリアであります。

後ろから。
ストロークの大きなX軸とY軸はしっかりとしたケーブルガイドが取り付けられています。

CNC1610がまるまる加工ステージに乗っかってしまう大きさです。

では組み立てをしていきましょう。

ステッピングモータとフレキシブルカプラが一体になったモジュールを外していただいておりました。

Z軸のモータマウント付近。

取り付けはモータを四隅のねじで固定し、カプラのイモネジで軸と連結するだけですので簡単です。コネクタは4Pのものがついており、二相バイポーラのモータで確定です。

X軸は左側にモータが取り付けられます。

Y軸は後ろのこの位置。

カプラのイモネジが締め込みにくいですので慎重に。

これで取り付けるべきものはついた状態です。

そしてこれがコントローラ。

まだ動かせませんが、ケーブルの接続を確認しておきます。

これが完成形です。

リミットスイッチは各軸ともいっぱいに戻ったところに取り付けられています。
これはZ軸。放熱フィンの左側に邪魔板があり、その上部にフォトインタラプタが固定されています。

X軸はわかりやすいですかね。手前にフォトインタラプタ、Xキャリッジのリニアブッシュ横に邪魔板がついています。

Y軸も同様。

では動かす準備に入ります。

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