記事ではご紹介しておりませんが、たまにこのブログにコメントをいただく想さんからのご依頼でとあるパーツをプリントしております。
乾燥機を修理した後、ここのところ3Dプリンタさんは目立った活躍をしておりませんでしたが、想さんのご依頼品をポチポチ作っておりました。
ところが、これがどうもうまくいかないのです。
プリント品の表面は「す」が入ったように網目が粗く見えますし、あちこちに黒い焦げたような玉がついています。
何度も条件を変えてプリントしているのですが、改善されません。今まではこんなこと無かったんですけどね。
で、想さんに言い訳がましいメールを入れた後に、再度トライしているときに気がつきました。
この写真を見てください。黒いだまがありますが、それではなくヘッドのあたり。
そう、チーズが溶けたみたいなものが上から流れて来てますよね。原因はこれでした。
ヘ ッ ド が 割 れ て い ま す 。
割れたヘッドの間から溶けたフィラメントが押し出されていました。なんでいままで気がつかなかったんだろう。
押し出されたフィラメントはヘッドの下まで流れてきて、そこで長時間ヘッドに接触するので焦げてたのです。で、ある程度時間がたってさらに流れてくるフィラメントの量が増えると下に垂れて黒い玉を作っていたのです。押し込まれたフィラメントの一部が外に漏れ出した結果、プリント品には「す」が入っていたということです。これでいろいろ辻褄が合いました。
とりあえずプリントは終わりましたが、
ヘッドはひどいもんです。これは修理必須です。しばらくは3Dプリンタさんは入院ですね。
以前からヘッドにひびが入っているのは知っていましたが、何の問題もありませんでした。おそらく最近になってひびが成長し、ついにフィラメントがもれるほどになったものと思われます。
じ、実はこんなこともあろうかと思って、ヘッドはすでに買ってあるのです。
時間を見つけて交換しないといけないですね。
ということで、
想さん、申し訳ないですがこんな状態になってしまいました。プリントに関してはかなり遅れることになると思います。相談申し上げておりましたようにDMMなどのプリントサービスをお使いいただくことをご検討願います(泣
コメント