制御ボックスに使うLCDをテストします。
制御ボックスというからには制御基板が入っているわけですが、今回はせっかく買ったのでarduinoを使ってみることにしました。
google先生に聞いてみると、arduinoによるLCDの制御はきわめて安直のようです。PICでもライブラリさえ書いてしまえばそこそこ楽なのですが、arduinoはそれをはるかに凌駕する楽さの模様。ということで早速動かしてみました。
LCDはなんとなく買ってしまうものがたくさんありますが、

まずはthe standardの16文字x2行の1602互換ディスプレイを使います。

ピンヘッダをつけてブレッドボードに乗せ、arduinoとの間を配線していきます。接続はどこにでも転がっている4ビット転送です。

まずデータ線をつないで、

電源と制御線をつないでいきます。

コントラスト調整用の半固定抵抗を配線すれば出来上がり。

電源を入れてLCDが豆腐を表示するのを確認します。まだプログラムはしておりません。

で、これまたgoogle先生に聞いたり、arduinoの日本語リファレンスを見たりしながらプログラム、というかスケッチを書いていきます。この間わずか5分ほど。
#include <LiquidCrystal.h>
// initialize
LiquidCrystal lcd(2, 3, 4, 5, 6, 7);
void setup() {
// define LCD size
lcd.begin(16, 2);
// show message
lcd.print(“mirata.na.hibi”);
// move cursor
lcd.setCursor(4, 1);
// show second row
lcd.print(“arduino test”);
}
void loop() {
// do nothing
}
たったこんだけ。
で動かすと、

なんという簡単さ。世の中arduinoですな。キタコレという感じです。
これはPICに戻れないような気がしてきました。プログラムを転送した瞬間に動いております。
ということで、調子に乗って大きめのディスプレイをテスト。これをレーザ加工機の制御ボックスに使おうと考えているのです。

ピンヘッダを、

ハンダ付けして、

16x2のLCDと差し替えます。ピン配置は一緒なのです。

ディスプレイのサイズが変わりますので、制御に関してスケッチを一部書き換えます。といってもLCDサイズの定義を変えるだけ。なんという簡単さ。
もちろん文字数が増えた分何を表示させるのかというところは当然増えております。
#include <LiquidCrystal.h>
// initialize
LiquidCrystal lcd(2, 3, 4, 5, 6, 7);
void setup() {
// define LCD size
lcd.begin(20, 4);
// show message
lcd.print(“mirata.na.hibi”);
// move cursor
lcd.setCursor(2, 1);
// show second row
lcd.print(“mirata.blogspot.jp”);
// move cursor
lcd.setCursor(5, 2);
// show second row
lcd.print(“2014/08/09”);
// move cursor
lcd.setCursor(2, 3);
// show second row
lcd.print(“20×4 LCD TEST ^^)”);
}
void loop() {
// do nothing
}
で、表示させると。

なんという簡単さ。こんな世界が来ていたとは。
買い溜めたPICをどうしよう…..
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